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天狗ヶ城(九重連山・大分)雪と霧氷の朝駆け登山フォトアルバム |
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(登山記) |
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2010.03.12 |
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今日は、今冬最後の雪山となるであろう、天狗ヶ城への朝駆けだ。山の天気は晴れ。 | ||||||||
自宅(大分市)を午前0:30出発。少し風が強く空には星が見え晴れている。登山口は、泥濘の少ないルートである大曲。 | ||||||||
ノーマルタイヤなので山間道を避け、国道210号からやまなみハイウェーを通り、午前2:00大曲登山口到着。 | ||||||||
停めた車を揺さぶりながら、ビュービューと強風が吹き抜けて行く。ここでこの風ならば、山頂の風はどのくらいか、恐ろ | ||||||||
しくなる。風が弱まることを願い、午前3:00大曲登山口出発。硫黄山道路まで登ると、更に風が強くなり轟音をたてる。 | ||||||||
幸いガスは無く星は綺麗に見える。すがもり越までの登りでは、強風が背中を下から押し上げてくれる感じでとても楽だ。 | ||||||||
北千里浜まで下ると風も弱まり、夜中の砂浜の散歩気分である。北千里浜から久住分れまでの間は、雪路のトレースを | ||||||||
追いかける状態なので、暗くてもとても楽で、いろいろ考え事をしながら淡々と進む。久住分れに近づくと、ガスと風の強 | ||||||||
さが急に増して来た。久住分れで視界約10mぐらい。そのまま天狗ヶ城山頂までガスは晴れず、風は増すばかり。 | ||||||||
午前5:30天狗ヶ城山頂到着。モーレツな西風と、ガスで何も見えない。風を避け防寒仕度に取り掛かる。 | ||||||||
東の空が赤らむ頃になると、時々ガスが晴れるようになり、ついには殆んど無くなった。 | ||||||||
朝焼けが始まり、あっちこっちとシャッターを切りまくり、撮影に没頭した。「下手な鉄砲、数打ちゃ当る」である。 | ||||||||
腕の未熟な私しは、数で勝負だ。数だけはタップリ撮ったが、さて何枚使えるかは帰ってのお楽しみ。 | ||||||||
撮影後、遠くの由布岳を見ながらゆっくり腹ごしらえをし、中岳へ向け天狗ヶ城を後にする。 | ||||||||
中岳でも同じくモーレツな風が、御池方向から吹き上がって来る。風に向かって久住山を撮ろうとするが、風が許さない。 | ||||||||
それでも何とか撮るが、ブレで使いものにはならないだろう。風が強かったせいだろうか、霧氷も見事に成長している。 | ||||||||
中岳からも周囲を撮影し、東千里浜へ下る。まだ誰も歩いていない東千里浜に、トレースを刻みながら池の小屋到着。 | ||||||||
久しぶりの池の小屋だ。変わった事といえば、日本酒が無くなっていた事と、工事の残材を燃やさないようにと書かれて | ||||||||
いた事だろうか?休息がてら防寒着を脱ぎ、地図を見ながら帰りのルートを思案する。 | ||||||||
午前9:00まだ時間が早いので、歩いたことの無い星生新道を下ろう。 | ||||||||
池の小屋を後にし、氷結した御池の上を歩き、久住分れを抜け、星生崎へ取り付く。午前10:30星生山頂上到着。 | ||||||||
やはり風は強い。勇ましい久住山の姿と、扇ヶ鼻越しに見える阿蘇の山々に、しばし見とれる。 | ||||||||
休憩後、初めて通る星生新道を下り始めるが、さすが直登ルートである。長く急登が続き、黒土で滑りそうだ。 | ||||||||
自分ではあまり登りたくないルートである。 | ||||||||
今日も至福の時を九重連山から頂いた。心地よい疲労感の中、大曲登山口を後にする。 | ||||||||
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天狗ヶ城からの中岳と朝焼け |
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天狗ヶ城からの稲星山と朝焼け |
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天狗ヶ城からの御池 |
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天狗ヶ城からの霧氷と中岳 |
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天狗ヶ城・中岳鞍部からの御池と久住山 |
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中岳からの天狗ヶ城と御池 |
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中岳からの久住山 |
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星生崎 |
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久住山 |
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星生崎と星生山 |
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星生崎からの久住山 |
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星生崎からの星生山 |
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星生山からの久住山 |
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