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稲星山(九重連山・大分)雪と霧氷の朝駆け登山フォトアルバム |
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(登山記) |
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2010.03.27 |
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今日は、予想外の雪山だ。今週はずっと雨だったが、山では寒波のおかげで雪と化した。融けないでいてくれと祈る。 | ||||||||
天気予報は昼まで晴れ、即朝駆け決定。午前0:30自宅(大分市)を、家族を起こさぬよう静かに出発。 | ||||||||
満天の星空とお月さん、気温は低そうだが風は無い、絶好のコンディションだ。 | ||||||||
車を長湯温泉から瀬ノ本を抜け牧ノ戸へ走らせる。牧ノ戸に近づくと星空の下、月に照らされた白い山が浮かび上がる。 | ||||||||
眠気が吹っ飛びついアクセルを踏み込む。午前2:15牧ノ戸登山口到着。 | ||||||||
風も無く静かな月明りの中仕度を整え、午前2:50牧ノ戸登山口出発。積雪がアイスバーン化したコンクリート道を、アイ | ||||||||
ゼンの音を響かせながら登る。今日は土曜日で雪山のせいか、前にも後にも季節外れの蛍のような灯りが登る。 | ||||||||
次第に増す積雪にトレースを刻みながら、久住分れに午前4:10到着すると、風が急に強くなった。 | ||||||||
御池では気温は低いが風が弱いせいか、殆んど池の水は凍っていない。暗い中波打つ水の音がかすかに聞こえる。 | ||||||||
午前4:30池の小屋到着。誰も居ない池の小屋で防寒仕度を整え、稲星山へ向け小屋を出る。 | ||||||||
キツネと思われる足跡をたどり東千里浜へ下り、稲星山へ取り付く。積雪約10センチ程度の北斜面を、次第に強くなる風 | ||||||||
に押されながら登る。 | ||||||||
午前5:15稲星山頂上到着。今日は風の心配は無いと思っていたが、とんでもなかった。 | ||||||||
山頂では中岳方向から強烈な北風が容赦なく吹き付ける上に、気温もかなり低そうだ。真冬並みだ。 | ||||||||
東の空が赤らみ、朝陽が顔を出し始めた。でも何か少し霞んで朝陽にちょっと元気が足りない。そのせいか久住山も中 | ||||||||
岳もあまり赤くはならない。しかし、それなりには焼けてくれた。 | ||||||||
それより稲星山の北斜面の、黄金色に輝く雨氷プラス霧氷がとても綺麗だ。 | ||||||||
強風から逃げながら、指先をしびれさせ、一通り撮り終わると久住山へ寄って下山する。 | ||||||||
途中「九重の四季」の木下さんと明るい所で初めて会った。やはり思ったとおりの気さくで楽しい人だ。 | ||||||||
今日は思いがけない雪山が、四月になろうかという今頃、真冬の味わいをいろいろ与えてくれた。 | ||||||||
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稲星山からの朝陽 |
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稲星山からの朝焼けする中岳と三俣山 |
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稲星山からの朝焼けする天狗ヶ城と中岳 |
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稲星山からの祖母・傾山方向 |
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稲星山からの朝焼けする久住山と星生山 |
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稲星山からの中岳と三俣山 |
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稲星山黄金色に輝く北斜面の雨氷プラス霧氷 |
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稲星山黄金色に輝く北斜面の雨氷プラス霧氷 |
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稲星山雪の南斜面 |
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久住山東峰からの天狗ヶ城と中岳 |
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久住山頂上と三俣山 |
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久住山からの三俣山 |
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久住山頂上の凍りついた岩 |
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星生山西稜 |
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扇ケ鼻 |
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