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星生山(九重連山・大分)雲海の朝駆け登山フォトアルバム 

(登山記) 

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2010.04.21 

 
           今週の山の天気はずっと雨マークだったが、急に水曜日午前中のみ晴れマークに変わっていた。
 
           ガスが出るだろうから撃沈覚悟で、星生山への朝駆けを決めた。
 
           いつも九重の登山者の行き帰りを見守る「星生山」、誰が付けたかロマンティックな名前である。
 
           今日の朝駆けも名前の通り星空であって欲しいと祈る。
 
           午前0:30、曇り空の中、自宅(大分市)を出発。登山口は牧ノ戸と大曲で悩んだが、結局楽な牧ノ戸を選んだ。
 
           長湯温泉を抜け久住町に入ると霧が出始め、久住花公園辺りでは視界約20mぐらい。撃沈ムードが増す。
 
           ところが瀬ノ本へ出ると、なんと霧も無く満天の星空に変わったのだ。高まる気持ちと共に牧ノ戸峠へと車を走らせる。
 
           午前2:30、牧ノ戸登山口到着。気温11℃、風も無く、変わらずの星空の中、午前3:30牧ノ戸出発。
 
           泥濘対策として長靴にしたせいで、若干歩きにくい。ゆっくり登るが暖かいせいで、すぐ汗が出てくる。
 
           今日は雨続きの中の平日なので、さすがに朝駆けは私一人のようだ。
 
           沓掛山を過ぎるとササの葉の裏面についた水滴が、ライトに反射して白銀に光り、とても綺麗で道先案内をしてくれる。
 
           今日は初めてラジオを点けてみた。「ラジオ深夜便」を聞きながら、のんびり歩くとあっと言う間に星生山取り付きに着いた
 
           感じだ。なかなか良いもんだ。ただ、電波の入りが今一である。
 
           星生山を見上げると、山越しに空が明るくなっているように見え、急ぎ足で登り始める。急斜面で汗が噴出し、息も切れる。
 
           午前5:00星生山到着。気温10℃、北の風少々。東の地平線上がすでに少し明るい。
 
           満天の星空に、朝焼けしてくれそうな雲も有る。もちろんガスは無く、雲海である。
 
           思いもよらぬ、一人ではもったい無いような、状況が広がっている。
 
           次第に赤みを増し雲を焼きながら、午前5:35朝陽が顔を出した。今日は空気に透明感が有るほうなので、日差しが強い。
 
           朝陽を直視しにくい。雨でダストが洗い流されたような感じだ。しかし、山はやはり赤くは焼けてくれない。
 
           久しぶりの綺麗な黎明に満足して、午前6:20下山開始。途中沓掛山辺りでガスに包まれ、思いがけない虹が撮れた。
 
           下山後予定していた通り、由布市阿蘇野へ移動して、男池からソババッケまでを往復し、原生林の森林浴を楽しんだ。
 

           林の中には、新緑の世界が着実に広がっていた。

 
                                                                               
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 星生山からの三俣山・平治岳と硫黄山の噴煙

 
 
 
 
 
 
 

 

星生山からの中岳・天狗ヶ城と朝焼け 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

星生山からの平治岳・大船山・中岳・天狗ヶ城と朝焼け 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

星生山からの大船山と朝焼け 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

星生山からの硫黄山の噴煙 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

星生山からの久住山と雲海 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

星生山からの星生山直下の池 

 
 
 
 
 
 

 

 

 沓掛山からの星生山

 
 
 
 
 
 
 

 

 

男池周辺でのヒトリシズカ 

 
 
 
 
 
 

 

 

男池周辺でのヤマシャクヤク 

 
 

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