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中岳(九重連山・大分)ダイヤ大船朝駆け登山フォトアルバム  

(登山記) 

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2010.05.02

 
         今日はわずかな可能性に賭けた「ダイヤモンド大船」への挑戦だ。黄砂でダメと分かりつつ、心と体が勝手に行動を始めていた。
           
         朝駆けを始めてからというもの、自分の心と体のコントロールが効かなくなったような気がする。
 
         自宅(大分市)を星空と月明りの中午前12:00出発。久住町へ入り九重連山を見ると、月明りにクッキリとシルエットを見せているが、
 
         下層域では黄砂だろう、やはり今日も霞んでいる。瀬ノ本高原の温度計は4℃を示している。午前1:45牧ノ戸峠到着。
 
         やはりGW駐車場はいつもと様相が違う。駐車場は半分近く埋まりテント泊している人もいる。
 
         今日は朝駆けの人も多い事だろう。ゆっくり仕度をし午前2:30牧ノ戸登山口を出発。すぐ後にも明りが追いかけて来る。
 
         ここのところ天気が良かったので、登山道も乾いていて歩きやすい。西千里浜を抜け久住分れを過ぎ御池へ近づくにつれ
 
         風が次第に強くなった。風に波打つ御池のほとりの岩を踏み分け、中岳方向へ進む。
 
         今のところまだ天狗ヶ城・中岳には明りは見えない。午前4:30中岳山頂到着。思いがけず先行者は誰も居らず、
 
         寂しい山頂である。西よりの風が強くガスは無く月と星空の下、霞が強く掛かっている。
 
         しかし中層域に有る雲が、日の出時刻が近づくと共に見事な色に焼けて見とれてしまう。
 
         日の出時刻の5:25まで、焼けた雲を見ながら朝陽がどこから出るのかを心配しながら時を待つ。
 
         撮りやすい場所に三脚を据え、後は天まかせで有る。そして午前5:27朝陽が顔を出した。
 
         気持ち大船山の頂きより右よりの、だいだい色の大きな朝陽である。やはり霞んでいるのでダイヤモンドには成らない。
            
         しかし、この大船山の山頂部を包み込むような暖かい朝陽に、心身共に勝手に感動しているようだが、私は撮るのに必死だ。
           
         日中空高くあるお日様が、動いているという感覚は実感しないが、この時とばかりに朝陽の動きが早い。
           
         アッと言う間に大船山から離れて行った。そして、離れた後は又ゆっくり若干右よりへカーブを描きながら、昇って行った。
           
         やはり山とお日様の接点には、何か神々しいものを感じてしまう。その間わずか3分弱で有ったが、やはり来て良かった。
           
         午前6:00中岳より下山開始。写真を撮りながらゆっくり下る。さすがGWだ、牧ノ戸登山口までの間に300人以上とすれ違った。
           
         特に親子連れが目立ったが、3才ぐらいの男の子が中岳に登るというので、これまた感激である。
           
         午前8:30牧ノ登山口到着。もちろん牧ノ戸峠駐車場は満車で、路上駐車が約100台程になっていた。
 
         九重連山も喜んでいる事だろう。
                                                                                
           
 
 
 
 

 

 

中岳からの朝焼け

 
 
 
 
 
 

 

 

中岳からの夜明け前の平治岳と由布岳

 
 
 
 
 
 
 

 

 

中岳からの大船山から顔を出す朝陽

 
 
 
 
 
 
 

 

 

中岳からの天狗ヶ城と星生山

 
 
 
 
 
 

 

 

中岳からの久住山

 
 
 
 
 
 
 

 

 

空池側からの久住山

 
 
 
 
 
 

 

 

久住分れ付近からの三俣山

 
 
 
 
 
 

 

 

久住分れ付近からの星生崎と星生山

 
 
 
 
 
 
 

 

 

星生山西稜斜面

 
 
 
 
 
 

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