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白口岳(九重連山・大分)新緑の朝駆け登山フォトアルバム |
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(登山記) |
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2010.05.21 |
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二週連続でアケボノツツジとツクシシャクナゲを見に日中登山をして来たので、三週間ぶりの朝駆けである。 | ||||||||
明日は、大船山頂上付近からの日の出が見られる白口岳だ。大船山頂上より右に2〜3日分ずれるのだが、天気の都合上 | ||||||||
仕方ない。 | ||||||||
自宅(大分市)を午後7:15牧ノ戸登山口へ向けて出発。星空と月明りの下、長湯温泉・久住高原・瀬ノ本高原と車を走らせ、 | ||||||||
午後9:00牧ノ戸登山口到着。目覚ましを午前1:00にセットして、午後10:00頃寝に入る。あまり寒く無かったので、正味2時間 | ||||||||
ぐらいは眠れたようだ。私にしては眠れた方だ。 | ||||||||
午前1:00に起き上がり、体を温めながら準備を整え午前2:00牧ノ戸登山口を出発。今日も長靴でゆっくり沓掛山を越え、 | ||||||||
ラジオでNHKの「ラジオ深夜便」を聴きながら進む。今日は1964年にヒットしたポピュラーソングと、南沙織の特集を | ||||||||
流している。共にとても懐かしい曲ばかりだ。適度な風が、吹き出しそうな汗を抑えてくれる。真冬の寒さと強風を思うと天国 | ||||||||
のようだ。後から明り一つに追われ、前にも明り一つを追いかけ定刻通り久住避難小屋へ到着。中から明りが見えるので、 | ||||||||
入って見ると「MOMOの部屋」のMOMOさんが居られ、10分程歓談をした後私が先に出発する。 | ||||||||
久住分れを過ぎると今度は、「九重連山の光と影」のオアシスさんが休憩中であった。オアシスさんとは4月8日の大船山 | ||||||||
以来である。挨拶をして私が先行する。御池の静かな湖面から聞こえる、かすかな波音を左に聞きながら石を渡る。 | ||||||||
まだ天狗ヶ城にも中岳にも明りは見えない。池の小屋を通過して東千里浜へ下り稲星越へ近づくと、すでに大船山のバックは | ||||||||
少し明るくなっている。稲星越を左へ取り、白口岳への最後の上りを登り切り、午前4:30白口岳へ到着。 | ||||||||
東の空はすでに赤く染まり、焼けてくれそうな雲も少し有る。やはり下層域は霞んでいる。 | ||||||||
しかし状況的には良い方であろう。日の出時刻は白口岳から大船山の場合い、午前5:19分で有る。中岳からよりは9分遅い。 | ||||||||
そして午前5:18大船山頂上部右側の首元から、ぼやけた朝日が顔を出した。その後も、ぼやけたまま右上に昇って行った。 | ||||||||
振り返ると、朝日に照らされた新緑が瑞々しく、鮮やかに輝いている。この辺りに来るのは3週間ぶりだが、この3週間で大きく | ||||||||
緑色の山肌へと変貌している。新緑の美しさを改めて、再認識させられる。 | ||||||||
午前6:00今日の黎明に満足しつつ、白口岳山頂を後にする。冬と全く違う表情を見せる九重連山を撮りながら、清々しい朝の | ||||||||
登山道を下る。次なる楽しみであるミヤマキリシマは、もう少し時間がかかりそうである。牧ノ戸までの下山途中で、約30人程の | ||||||||
登山者とすれ違い、午前8:45牧ノ戸登山口へ到着。 | ||||||||
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白口岳からの大船山と朝焼け |
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白口岳からの大船山と朝焼け |
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白口岳からの由布岳と鶴見岳と平治岳と朝焼け |
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白口岳からの大船山と朝焼け |
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白口岳からの三俣山 |
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白口岳からの鳴子山 |
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空池付近からの天狗ヶ城 |
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久住避難小屋付近からの久住山 |
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沓掛山の早咲きのミヤマキリシマ |
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