|
||||||||
|
||||||||
大船山(九重連山・大分)朝焼けと雲海の朝駆け登山フォトアルバム |
||||||||
(登山記) |
||||||||
2010.06.03 |
||||||||
今日は2ヶ月ぶりの大船山だ。朝駆けをして、帰りに立中山のミヤマキリシマを見て帰る予定だ。見頃に近いはずだ。 | ||||||||
登山口の大曲を午前1:10出発。空は薄雲の上からお月さんが照らしている。このままだと朝焼けに期待出来るのだが。 | ||||||||
ひとまず空模様に安心しながら、硫黄山道路を登る。すがもり越から北千里浜へ下り、気持ちの良い砂の感触を味わい | ||||||||
ながら北千里浜を東へ進む。暑くも寒くも無く、夜の山道は今頃が一番良い季節だろう。 | ||||||||
北千里浜から下り始め、しばらくして法華院温泉山荘の明りが見えると、ホッとする。特に冬場はオアシス的な感じになる。 | ||||||||
明るい法華院温泉山荘の中を午前2:30通過する。もちろん人影は無く静まりかえっている。 | ||||||||
坊ガツルではテント2張りが確認出来る。段原への上りの林床帯へ入り、ラジオからの美空ひばりの歌に励まされながら | ||||||||
ゆっくり登る。段原へ午前3:50到着。気温8℃、東の風が少々。空を見るといつの間にかお月さんが無い。 | ||||||||
薄雲が厚くなりお月さんが隠れているようである。夜明けが少し心配になって来た。段原辺りのミヤマキリシマをヘッドランプ | ||||||||
で見てみるが、まだまだのようである。東の空が明るくなる中、午前4:15大船山頂上に到着。上空は厚い雲、下層域は | ||||||||
朝靄がかかっているようである。朝日が出る中層域はわずかに何も無く、夜明けは何とか大丈夫そうだ。 | ||||||||
東風が少し強く寒いので上着を1枚着込む。地平線付近を赤く染め、午前5:03赤い朝日が顔を出した。 | ||||||||
朝靄のせいで光は弱いが、周りを真っ赤に焼いてとても綺麗だ。そうこうしていると朝靄の中から雲が湧き上がり始めた。 | ||||||||
このまま大船山ごと雲の中に飲み込まれるかと心配したが、その雲は丁度良い高さで納まり、素晴らしい雲海と成った。 | ||||||||
雲海と雲の隙間から差す朝日は、何とも言えない感動的な情景である。その後一瞬ガスに覆われ、もう少しでブロッケン | ||||||||
とまで行ったのだが、それは欲張りと言うものだ。朝日も上空の厚い雲の中へ入り、大満足の朝のショーは終り、午前6:00 | ||||||||
立中山へ向けて下山開始。立中山ルート途中の展望岩に出て見ると。あの厚い雲は何処へやら、6月だが、まさしく五月晴 | ||||||||
れの綺麗な空と空気だ。大船山より約90分かけて立中山へ到着。ミヤマキリシマは全体的な満開には少し早いが、半分程 | ||||||||
の株が見頃だ。ミヤマキリシマのピンクが山肌の緑に映えとても綺麗だ。今年初めての艶やかなミヤマキリシマに満足しな | ||||||||
がら立中山を後にする。 | ||||||||
鉾立峠から法華院温泉山荘を抜け、東千里浜へ向け新緑を満喫しながら登る。東千里浜では今日初めて会った登山者である、 | ||||||||
大阪から来られた男性と同行し、いろいろ楽しいお話を聞かせて頂いたが、年齢を聞いてビックリ、なんと88歳である。 | ||||||||
ただただ、感服するばかりである。すがもりを越えると登山者も多くなり、大曲登山口までの間で約20人程の登山者と | ||||||||
すれ違った。平日だが盛況である。 | ||||||||
|
||||||||
大船山からの朝日と朝焼け |
||||||||
|
||||||||
大船山からの朝日と朝焼け |
||||||||
|
||||||||
大船山からの米窪原 |
||||||||
|
||||||||
大船山からの九重連山の朝焼け |
||||||||
|
||||||||
大船山からの朝日に照らされる三俣山 |
||||||||
|
||||||||
大船山からの星生山・硫黄山の朝焼け |
||||||||
|
||||||||
大船山からの久住山・中岳・天狗ヶ城の朝焼け |
||||||||
|
||||||||
大船山からの雲海 |
||||||||
|
||||||||
大船山からの由布岳・鶴見岳と雲海 |
||||||||
|
||||||||
大船山からの新緑の鳴子山 |
||||||||
|
||||||||
立中山のミヤマキリシマと三俣山 |
||||||||
|
||||||||
立中山のミヤマキリシマと三俣山 |
||||||||
|
||||||||
|