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大船山(九重連山・大分)ブロッケン朝駆け登山フォトアルバム |
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(登山記) |
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2010.09.04 |
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今日は、先週8月29日(日)に続けての大船山への朝駆けである。8月29日(日)は、段原手前まで星空であったが、 | |||||||||
その後ガス一色となり完全なる撃沈であったので、そのリベンジである。 | |||||||||
登山口は、この時期ヤブコギを避け道のりは遠いが大曲にした。天気予報は上々だが、こればかりは登って見ないと | |||||||||
分からないので、期待は半分に抑えておく。 | |||||||||
前日の夕方6:15に自宅(大分市)を出発し九重へ向うが、西の空がえらい事に成っていた。湧き上がった巨大なキノコのような雲が、 | |||||||||
夕日に焼かれあえいでいるようである。これが明朝の大船山からの景色になれば、どんなに良い事かと思いつつ車を走らせる。 | |||||||||
午後8:05、大曲登山口に到着。その後、午後10:00から午前1:00まで仮眠を取り、午前1:30大曲登山口を出発する。 | |||||||||
風もガスも無く、綺麗な星空である。時折ふく風も生温かく、とにかく暑い。 | |||||||||
硫黄山道路を抜け、すがもり越直前まで来ると、東よりの心地よい風と綺麗な三日月が出迎えてくれた。 | |||||||||
すぐさま大船山を確認するが、ブランドのシルエットを夜空に格調高く、クッキリ描いてる。 | |||||||||
このまま居てくれと願いながら、北千里が浜へと下る。法華院温泉山荘を抜け、坊ガツルへ到着しても尚、大船山は健在である。 | |||||||||
坊ガツルの炊事場でのどを潤し、段原への樹林帯へ突入する。長い道のりを時折空を確認しながら休み休み登り、段原到着。 | |||||||||
東の空を確認するが、今のところ日の出は拝めそうである。小休止後ついつい期待を膨らませながら、大船山へ向け歩き出す。 | |||||||||
最後の急坂を登り終え、午前4:50大船山頂上に到着。気温16℃、東よりの風が少し強く、直ぐに寒くなり上着を着込む。 | |||||||||
東の地平線付近の空が次第に赤さを増し、大分市の明りも良く見え遠望が利き、日の出が楽しみである。 | |||||||||
しかし空に雲がほとんど無いせいか、日の出が近づくにつれ朝焼けの色は薄れていった。 | |||||||||
そして午前5:48、湧き上がった雲の間から、さすがにその周りの雲は赤く焼かれて、朝日が顔を出した。 | |||||||||
やがて、その強い朝日に照らされ始めた九重連山も、山頂部から徐々に姿を鮮明にし始めた。 | |||||||||
ガスが全く無く少し物足りなさを感じつつ、見えるだけでも充分だと自分に言い聞かせながら一通りシャッターを切る。 | |||||||||
ガスが出るまでまだ時間がかかるだろうと思い、久しぶりに御池へ下る。そしてのんびりとしていると、上空をガスが走り出した。 | |||||||||
あわてて大船山頂上へ駆け戻ると、いつの間にか九重連山はガスまみれである。もちろんブロッケンの撮影に没頭したのは、 | |||||||||
言うまでも無い。やがて日も高くなりガスも増え、午前9:50久しぶりの満足感を背負い、大船山を後にした。 | |||||||||
帰りもお陰様でわりと疲れ少なく、すがもり越までの登りをクリアーして、午後1:00大曲登山口到着する。 | |||||||||
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大船山からの朝焼け |
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大船山からの湧き上がる雲の間からの日の出 |
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大船山からの九重連山の夜明け |
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大船山からの北大船山と平治岳の夜明け |
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大船山からの三俣山の夜明け |
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大船山からのブロッケン |
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大船山からのブロッケンと雲のかかる九重連山 |
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大船山からの坊ガツルと三俣山 |
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大船山からのガス間に顔を出す久住山と中岳と天狗ヶ城 |
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段原からのガスに煙る大船山 |
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