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星生山(九重連山・大分)ガス景朝駆け登山フォトアルバム |
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(登山記) |
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2010.09.11 |
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今日はダイヤモンド大船狙いの星生山である。各山にて狙うが、天候やら腕やら諸条件でなかなかゲットできない。 | ||||||||
まあ、その方が目標があって良いのかも知れない。 | ||||||||
今日は天気予報は良いのだが、日本海の低気圧が気になる。この夏は、この気圧配置で朝駆け撃沈に何度となく泣いた。 | ||||||||
前日夕方6:00に自宅(大分市)を出発し九重へ向うが、山には雲がかかり湿気が多いせいか少し霞んでいる。 | ||||||||
まだ大分市内と言うのに、おのずと悪夢が蘇る。長湯温泉を過ぎ九重高原の温度計は22℃、瀬の本高原は20℃。 | ||||||||
まだまだ8月と変わらず温かい星空の下、午後8:00牧ノ戸峠に到着。 | ||||||||
寝る準備をしながら、ふと外を見るとガスが出てきて、星も時折見える程度である。 | ||||||||
ガスが晴れることを祈りながら、午後9:00過ぎに寝に入るが、いつも通りなかなか眠れない。やはり車が狭いせいだろうか。 | ||||||||
午前2:30目覚ましに起こされ外を見ると、ガスは晴れるどころかひどくなっていた。 | ||||||||
沈んだ気持ちと重い足取りで午前3:30牧ノ戸登山口を出発する。沓掛山まで登っても、相変わらずの視界10m。 | ||||||||
沓掛山を越え平坦路を歩いていると、突然視界が良くなり星も見え始めた。そのままガスは晴れて行くもんだと思い込んだが、 | ||||||||
やはり、そんなには甘くは無かった。直ぐに又ガスは濃くなり、その後星生山頂上まで星を見る事は無かった。 | ||||||||
南よりの風がガス雲を乗せて強く叩きつける星生山に定刻の午前5:00に到着する。 | ||||||||
気温17度℃、視界約10m。風とガス雨を岩陰に避け上着を着増しして、かすかな期待を抱きながら日の出時刻を待つ。 | ||||||||
そして日の出時刻となり、青空を一度も見せる事無く、撃沈確定である。最近は撃沈も慣れたせいか、割りと平心である。 | ||||||||
時折上空のガス雲が黄色に染まるの見て、日の出した事が確認できる。しかし今日は撃沈後も粘るつもりで来ていた。 | ||||||||
待つこと1時間程すると、やっと時々青空が見え日も射し始めた。ブロッケンだと構えるが、なかなか良い場所が無い。 | ||||||||
あちらこちら場所を変え、何とかブロッケンモドキをゲットして、尚もガスが晴れるの待つ。 | ||||||||
午前8:00を過ぎると星生山の北側のガスは晴れ始め、硫黄山や三俣山や平治岳が鮮明な姿を現した。 | ||||||||
それに飯田高原の上空に広がる雲海と青空が透明度が高く実に美しい。 | ||||||||
その後しばらく待つが状況は変わらず、午前8:45星生山を星生崎へ向け後にする。 | ||||||||
星生崎手前辺りで待望の大船山が、綺麗な稜線をつかの間だが見せてくれた。そして午前9:15星生崎に到着する。 |
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久住山は相変わらずのガスの中だが、ここでガスの晴れるのを待つことにする。 | ||||||||
そして待つこと2時間、ガスは完全には晴れなかったが、ガスのまとわる久住山を充分満喫した後、星生崎を下る。 | ||||||||
その後、更に別角度からと思い肥前ヶ城へ登り久住山を狙うが、贅沢だがもう少し青空と日差しが欲しかった。 | ||||||||
午後12:15に久住山にお別れをして肥前ヶ城を下り始める。 | ||||||||
いつもガスにより撃沈して、その後、そのガスにより楽しませてもう。何か複雑な心境である。 | ||||||||
帰りは登山路脇の花を撮りながら、午後1:50真夏の牧ノ戸登山口に到着する。 | ||||||||
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星生山からの星生崎方面の湧き上がるガス雲 |
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星生山からの硫黄山の噴気と三俣山と平治岳 |
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ガスにむせぶ星生山 |
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星生山からの綺麗なシルエットの大船山 |
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星生崎 |
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肥前ヶ城からの久住山 |
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肥前ヶ城からの久住山 |
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