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平治岳(九重連山・大分)積雪下見登山フォトアルバム  

(登山記) 

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2011.01.10

 
       九重連山も久しぶりの積雪量になっているようであるが、今日は平治岳への朝駆けの為の下見に大戸越まで登って見ることにした。
           
       気温2℃の大分市(自宅)を午前6:15出発し、晴れ間を覗かせる空の下、湯平温泉経由でやまなみハイウェーに抜け、
 
       吉部登山口に午前8:20到着する。心配していた駐車スペースは、雪も少なく難なく駐車できた。気温氷点下7℃、で雪がちらつく。
 
       アイゼンを着け、午前8:40登山口から植林帯へ分け入る。吉部辺りの積雪量は約30センチ程だが、登山路はしっかりトレースが有る。
 
       普段通りの所要時間で暮雨の滝を通過して、大船林道に合流する。雪の舞う中、平治岳と三俣山はガスのベールに包まれている。
 
       積雪の為、逆に普段より歩きやすい大船林道を坊ガツルへひた歩く。
 
       坊ガツルではテントが数張見られ、トレースは全て大船山への登山道へと吸込まれている。
 
       本日、いや、この連休での平治岳への新しいトレースは無いようである。
 
       期待はずれの中少し進むと、古いトレースが現れ一安心してトレースを追いかける。積雪も30センチから50センチと、次第に深くなり、
 
       坊ガツルから1時間20分程登ったところで、トレースが完全に消えた。どうやらUターンしたようだ。
 
       大戸越までは、もう近いはずなのでラッセルしながら少しずつ登る。トレースが消えた地点から25分後の午前11:45大戸越に到着する。
 
       坊ガツルからは普段の約2倍近い時間がかかったことになる。
 
       晴れ間から照らされる霧氷を眺めながら一息入れて平治岳を仰ぎ見るが、とてもじゃないがこの積雪では朝駆けなど無理な話である。
 
       時間もまだ早いので平治岳へアタックしてみる事にして、まずは登り専用路へと進むがすぐさま1メートルを越える吹き溜まりに阻まれる。
 
       今度は下り専用路へも挑戦し少しラッセルしてみるが、到底かなわない。ここで、むなしく断念である。
 
       積雪量は多い方が絵になるが登れない事には話にならない。早く若いラッセル隊が平治岳にも取り付くことを願いつつ大戸越を後にする。
 
       坊ガツル避難小屋で軽く食事を取り、テントも片付き誰も居ない坊ガツルの雪原を北へと進む。
 
       途中、もちろん暮雨の滝へ寄ったのは言うまでもなく、見事な氷結の滝へと変貌を遂げていた。
 
       今日は、やはり下見に着て見て良かったと、つくづく思いながら帰路へ着く。
 
                                                                                   
 
           
 
 
 

(今回は下見と言う事でデジイチは持参しませんでしたので、携帯のカメラで撮影しました。)  

 

 

 

雪の吉部登山口から暮雨の滝間の登山道

 
 
 
 
 
 

 

 

ガスに隠れる雪の平治岳(大船林道より)

 
 
 
 
 
 

 

 

小雪舞う雪の大船林道

 
 
 
 
 
 

 

雪と霧氷に覆われる坊ガツルから大戸越間の登山道

 
 
 
 
 
 

 

 

積雪50〜60センチ程の大戸越手前の登山道と霧氷 

 
 
 
 
 
 

 

 

大戸越手前の霧氷

 
 
 
 
 
 

 

 

陽射しに照らされる大戸越の霧氷 

 
 
 
 
 
 

 

 

大戸越から雪の平治岳を見上げる

 
 
 
 
 
 

 

 

氷結した暮雨の滝

 
 
 
 
 
 

 

 

氷結した暮雨の滝

 
 
 
 
 
 

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