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中岳(九重連山・大分)雪と雲海の朝焼け朝駆け登山フォトアルバム  

(登山記) 

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2011.01.20

 
       先週13日の九重連山の雪景色に魅せられて、その余韻まだ冷めやらぬ本日、中岳へ朝駆けをして先週行けなかった稲星山と
 
       星生山へ登る事にした。天気予報は午前中だけの晴れマークである。  
 
       前日の午後11:00自宅(大分市)を、晴れでほぼ満月の月明りに照らされ出発する。気温は氷点下1℃である。  
 
       今日は、いつもの久住高原経由ではなく気分転換で水分峠経由で牧ノ戸登山口を目指す。途中の水分峠の気温が氷点下7℃。  
 
       約2時間で気温氷点下5℃の牧ノ戸峠駐車場に到着する。駐車場には車が1台停まり、風は無く上空はガスで、星は見えない。  
 
       3時まで2時間程仮眠を取り、上空を見上げるが状況は変わっていない。気温氷点下6℃の中牧ノ戸登山口を午前4:00出発する。  
 
       気温氷点下11℃まで下がった沓掛山を越えると次第にガスに包まれて来た。想定内の期待が膨らむガス雲である。  
 
       前後に明りも無く、トレースからしても今日は珍しく朝駆けは私1人の様である。  
 
       扇ヶ鼻分岐を過ぎ西千里が浜に近づくと、次第に風も強くなり寒さが増してきた。星生崎を過ぎ久住避難小屋に午前5:30に到着する。  
 
       久住避難小屋で防寒着を着込みながら小休止をして、強風の吹きつける久住分れから御池へと向って登っていく。  
 
       氷結した御池にアイゼンの爪音を響かせながら氷上を進みふと見上げると、ガスがスーと引いていき月明りに照らされた天狗ヶ城  
 
       がそびえ立っていた。何とも幻想的な情景に中岳への登頂を焦らずには居られない心境になり、ついつい早足になる。  
 
       午前6:20、北西の強風吹きつける中岳山頂に到着する。気温氷点下13℃、東の空は少し赤らみ、西の空には沈みかけのお月さんが   
 
       月下の雲海と九重連山を淡く照らし、何ともいえない初めての光景に見とれてしまう。   
 
       月も雲海へと沈み、やがて交代で地平線へと近づく朝日によって、赤く朝焼けが増していく。
 
       そして午前7:20薄雲の向こうから、朝日が顔を出し九重連山を淡く照らし始めた。霞のせいか光が少し弱い。   
 
       日の出3分後、一旦朝日は横たわる薄雲に隠れその5分後に、今度は強い光と共に現れ期待通りに九重連山を焼き始めた。   
 
       それからは忙しい撮影タイムが続いたが、強風の為数撮るごとに手を温めなければならず、ポケットにはカイロが必須である。   
 
       日の出後約1時間30分、朝日と強風と格闘の後中岳を稲星山へ向け後にする。中岳の南斜面を下り出すが、トレースが全く無い。  
 
       1メートル程の吹き溜まり足を取られる。ここで今日初めて使うワカンを装着して下ってみた。なるほど雪へは10センチから20センチ   
 
       程しかはまらないが、下りはかなり使いづらいものがある。それでもやはり無いよりは、もちろんましである。   
 
       東千里が浜分岐を過ぎ稲星山へ午前10:00に到着するが、期待していた南斜面の雪が風のせいか殆んど無く残念である。   
 
       稲星山は長居せずに神明水分岐へと下るが、途中から又雪が深くなったのでワカンのお世話になる。   
 
       そして、いよいよワカンの力が試される遭難者慰霊碑の丘の南斜面の池の小屋までの登路である。  
 
       トレースは全く無く綺麗な純白の雪肌に足跡を付けるのは少し気が引ける。深さをスティックでチェックしながら上りだす。   
 
       だいたい1メートル程の深さがあるようだが、ワカンはやはり10センチから20センチ程しかはまらず、充分機能を果たしているようである。   
 
       新雪だと又違うだろうがラッセルするよりは相当楽だろう。ただ、ワカンを装着して歩くには、又それなりの体力もかなり必要なようだ。  
 
       疲れきって池の小屋へ到着して食事がてら休息を取り、空池の東縁まで上がり久住分れへと下り始める。   
 
       かなり疲れたが、まだ星生山が残っている。迷いながらも久住分れから見上げるが、トレースが全く無いようである。   
 
       何となく下りの惰性で星生山への急斜面へ取り付いてしまった。雪の浅い所を探しながらジグザグに登っていくが、なかなか進まない。
 
       この先の星生山頂への長い道のりを考え、取り付いたのを後悔しながらやっと40分かかって星生崎へ午後12:30到着する。
 
       ほっとしながら星生山への稜線を雪と景色を楽しみながら進む。星生崎から約1時間かかって星生山へ到着し、小休止後下山開始。
 
       星生山からの下山路もトレースが全く無く、雪の下の木々を気にしながら登山路を探しながら下山する。
 
       午後からは天気予報どおりの曇りの中、誰一人と会うことも無くワカンのせいか痛い腰を休めつつ牧ノ戸登山口へ午後3:00到着する。
 
       今日の九重連山は、全体的に雪は風で飛ばされ、霧氷(樹氷)や岩氷は融けたり落ちたりで、白さが13日よりかなり失われていた。
 
                                                                                     m.saito
 
 
 
 
 
 

 

 

月明りに照らされる雪の天狗ヶ城と星生山と雲海(中岳山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

日の出直後の淡く朝焼けする雪の天狗ヶ城と星生山と久住山(中岳山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

朝日でピンクに染まる雪の天狗ヶ城と星生山(中岳山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

陽射しが強まり赤く朝焼けする雪の天狗ヶ城と星生山(中岳山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

朝焼けする雪の九重連山と雲海(中岳山頂より)

 
 

 

 
 

 

 

朝焼けする雪の遭難者慰霊碑の丘と久住山東稜(中岳山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

朝焼けする雪の天狗ヶ城と星生山と湧き立つ雲海(中岳山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

朝焼けする雪の天狗ヶ城と星生崎と星生山(中岳山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

淡く現れてくれたブロッケンと雪の天狗ヶ城(中岳山頂より) 

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の空池と星生崎・星生山と硫黄山(空池東縁より)   

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の久住山と久住避難小屋(星生崎東斜面中腹より)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の三俣山と平治岳と北千里が浜(星生崎付近より) 

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の星生山(星生崎付近より) 

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の星生山東斜面と大船山(星生山東稜線より)

 
 
 
 
 
 

 

 

一際白い雪の星生山(星生山東稜線より)

 
 
 
 
 

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