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三俣山(九重連山・大分)雪の朝焼け朝駆け登山フォトアルバム 

(登山記) 

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2011.02.01

 
      今日は、先週末の強い寒波によって新雪が期待できるであろう三俣山への朝駆けである。天気予報も終日晴れマークである。
 
      氷点下8℃の大曲登山口駐車場に真夜中の午前1:00到着するが、駐車場には最近駐車された形跡が無い。
 
      駐車場の積雪は20から30センチ、入口部分が少し除雪された雪で高くなっている。
 
      停めるのは無理なようなので止めとけばいいものを、一応挑戦だけはしてみないと気がすまないので、バックで進入を試みる。
 
      案の定、すぐさまあえなくスタックとなり、スコップによる真夜中の雪との格闘となった。幸い10分程で脱出出来て大事には至らなかった。
 
      大曲登山口の駐車場はあきらめて、その下約700メートルの旧料金所の広場に車を停める。
 
      午前2:45、旧料金所広場を出発してやまなみハイウェーをアイゼンの音を響かせながら、大曲登山口へと進む。
 
      15分程で大曲登山口に到着して、除雪によって出来た高い雪の土手を乗り越え登山道へと入って行くが、
 
      トレースも全く無く、早速20から30センチの新雪の洗礼を受ける。登山届ボックスの身長もかなり低くなっている。
 
      川を横ぎり樹林帯の中へ入るが、積雪は更に増し30から40センチとなる。しかしこれはほんの序の口であった。
 
      その後一部60センチ程の積雪となり、登山道も分からなくなる始末。なんとか見当で進み、やっとの思いで硫黄山道路へ出て一安心。
 
      ここまではかなり時間を費やしたが、後はたいした事は無いだろうと高をくくっていたが、硫黄山道路も落石防止柵辺りまで来ると、
 
      積雪も深くなり深さ30センチ程となり、砂防ダムに近づくと50センチを越え、山の斜面と雪面が一体化して硫黄山道路の形跡すら無い。
 
      硫黄山の谷を越えると最初のうちだけ雪の深さは20から30センチ程だったが、ガレ場の登りは風のせいで積雪はほとんど無く助かる。
 
      午前4:20、風が強くなり始めたすがもり越に普段の1.5倍程の時間で到着する。ここまでかなり疲れてしまった。
 
      小休止後、早速三俣山西峰南斜面へと取り付く。最初のうちは積雪もそう深くなかったが、直ぐにトレースも登山道も全く無くなった。
 
      月明りも無く、雪明りとヘッドランプの明りで見当をつけながら雪の急斜面に深さ20から30センチのトレースを刻んで行く。
 
      大体思い描いた所の西峰の尾根へ30分程で到着する。時間は午前4:50、まだまだ日の出には時間が有るのでとりあえずW峰を目指す。
 
      西峰北面の中程辺りで積雪が深くなり道が消えていてラッセルしながら本峰との鞍部へと進む。鞍部辺りから本峰南斜面は積雪も浅い。
 
      但しW峰との分岐の手前50メートル程は雪で道が消えていて、キツネらしき足跡を追って午前5:40、三俣山本峰・W峰分岐点に到着する。
 
      日の出まではまだ時間が有るが、今日はもう体力的に限界に来ているので、南峰へは行かずW峰で夜明けを迎えることにする。
 

      時間までこの分岐点で休息がてら防寒着を着込み、午前6:10三俣山W峰山頂に立つ。すでに東の空から鮮やかな黎明が始まっていた。

 
      上空には雲ひとつ無くピーカンの天気である。空気はとても澄んでいるようで、由布岳・阿蘇山・祖母・傾と良く見える。
 
      そして日の出の時刻となり、三俣山西峰の北斜面の雪面が淡いピンクから濃いピンクへと染まっていく。
 
      タップリと雪を蓄えた西峰の斜面は、まさしく絹の感触が見てとれる。その後、橙色から黄色へと変わり最後は濁りなき白へと変身した。
 
      振り返ると三俣山本峰も負けじと東斜面の雪原を、ここぞとばかりに赤く鮮やかに焼いてアピールしている。
 
      日も高くなり九重連山全体の白い世界を照らし出し、谷筋と尾根とのモノトーンが浮き上がる。
 
      やはり九重連山の雪景色は北側から見るのが白くて良いようである。
 
      三俣山W峰で満足の後、本峰へと移動して久しぶりに綺麗に見える由布岳など堪能後、午前8:20本峰を西峰へ向け後にする。
 
      西峰まで来ると目の前に九重連山も迫り雪山の迫力も増し、しばし休息と腹ごしらえしながら見とれる。
 
      もうそろそろ登山者が現れても良い頃なので、すがもり越を見下ろすが依然として登って来る気配は無い。
 
      すがもり越へと下り出すが、登り時は暗くて恐怖心は無かったが、雪の急斜面は一気に北千里ヶ浜へと駆け下り、クラスト部分も有り、
 
      転びでもしようものなら、止まることなく北千里ヶ浜までとなりそうで、慎重にゆっくりと下って行く。
 
      すがもり越へ到着すると、小屋は雪と風の不思議で神秘的なオブジェと化していた。しばらくは、その造形美に魅せられていた。
 
      思わぬ「すがもり美術館」のお陰で疲れも半減して、気分良くガレ場を硫黄山道路へと下っていく。
 
      タップリの硫黄山道路の雪と戯れながら、午前11:40大曲登山口に到着するが、とうとう他の登山者は現れず寂しい三俣山であった。
 
      今日は天気も良く、思ったような充分な積雪を味わう事が出来、満足感を満たして帰路に着く。
 
      帰りに牧ノ戸登山口駐車場を見てみたが、こちらは大曲登山口とは大違いで満車状態の大盛況のようだった。
 
                                                                                  m.saito
 
 
 
 
 

 

 

かすかな光にも照り返す三俣山西峰の雪面と雪の星生山(三俣山W峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

 朝日に染まるピンク色の雪の三俣山西峰と九重連山(三俣山W峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

ピンクに燃える雪の三俣山西峰と星生山(三俣山W峰より) 

 
 
 
 
 
 

 

 

日の出直後の雪の九重連山の朝焼け(三俣山W峰より)

 
 
 
 
 
 

 

朝日が当り始める雪の久住山と朝焼け(三俣W峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

赤らみを増す雪の三俣山西峰と久住山・星生山の朝焼け(三俣山W峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

赤く染まる雪の三俣山W峰東斜面と九重連山の朝焼け

 
 
 
 
 
 

 

 

鮮やかに朝焼けする雪の三俣山・本峰(三俣山W峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

次第に黄色味がかる雪の三俣山西峰と星生山の朝焼け(三俣山W峰)

 
 
 
 
 
 

 

 

朝日に照らされる雪の黒岩山・泉水山と涌蓋山(三俣山W峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

純白の雪面の三俣山本峰東斜面(三俣山W峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の三俣山西峰と星生山(三俣山W峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の白口岳・中岳・天狗ヶ城・久住山(三俣山W峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

雲の上に浮いたような由布岳と鶴見岳(三俣山本峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

三俣山本峰の雪の東斜面と由布岳・鶴見岳(三俣山本峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の九重連山(三俣山本峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の三俣山西峰北斜面と星生山(三俣山本峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の黒岩山・泉水山と涌蓋山(三俣山西峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

 雪の三俣山本峰と三俣山W峰(三俣山西峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の白口岳・中岳・天狗ヶ城・久住山と北千里ヶ浜(三俣山西峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の久住山(三俣山西峰より)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪のすがもりオブジェ

 
 
 
 
 
 

 

 

冬のすがもり小屋の番人

 
 
 
 
 
 

 

 

風神のみぞ成せる雪のアート(すがもり小屋)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪の囲いに抱かれる「すがもり愛の鐘」

 
 
 
 
 
 

 

 

斜面と一体化した雪の硫黄山道路(砂防ダム付近)

 
 
 

 

 

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