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平治岳(九重連山)男池ユキワリイチゲ登山フォトアルバム

(登山記) 

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2011.04.04

 
 ようやく坊がづるの野焼きも終り、いよいよ春本番を迎えようとする九重連山。

 待ちわびた花の季節も始まり、山行きも忙しくなりそうだ。
 
 今日は、先週まだ開いてなかった男池のユキワリイチゲ観賞と兼ねて、

 未踏ルートである平治岳の東尾根を登ってみようと思う。
 
 気持ちよく晴れ渡った春の日差しの下、

 男池登山口から落葉樹林帯へと入っていく。とても静かで心地よい木漏れ日に癒される。
 
 まだ花弁を閉じたユキワリイチゲを横目で見やりながら、ゆっくりと森林浴を味わいながらかくし水へと上げる。
 
 かくし水を過ぎると坂の勾配も増して行き、

 男池登山口から約1時間でソババッケ直前の東尾根への分岐点に到着する。
 
 いよいよ始めての平治岳東尾根ルートへと早速取り付くが、予想通りのかなりの急登である。
 
 約20分ほど登ると珍しく立派な松の木が1本有り、その近くの倒れた大木に腰掛けて小休止を取る。
 
 その後もアキレス腱に容赦ない急登の連続で、

 更に30分ほど登るとようやく木々の間から展望が開けて黒岳と大船山がそびえる。
 
 ミヤマキリシマの木も増え始め山頂が近い事を感じさせてくれ、励まされる。
 
 そして平治岳北尾根ルートと合流して間もなくの午前11:00丁度、平治岳本峰へ到着する。
 
 気温5℃、快晴、冷たい風のせいで汗のにじんだ体には肌寒く感じる。
 
 平治岳の山頂はミヤマキリシマ以外の木が切り払われ北・東方向の眺望がとても良くなっている。
 
 新しい山頂標もまだ設置はされていないが、運び上げられている。

 ミヤマキリシマの季節へと準備万端整えられているようである。
 
 冷たい風を避け、良く見えるようになったシャクナゲの時期か近い黒岳を眺めながら、おにぎりを頬張る。
 
 春本番を前に不気味なほどに静まり返る九重連山。ショー開演前の一時の沈黙のようでもある。
 
 平治岳のミヤマキリシマが咲き乱れるのを想像しつつ、平治岳本峰から南峰・大戸越へと下っていく。
 
 大戸越からソババッケの間では、まだまだ大量の雪が残っている所が有り、滑らないように慎重に下る。
 
 ソババッケからかくし水を通り過ぎ、ユキワリイチゲの花畑へ入るが、

 天気は良いのだが今日も花の開き具合がイマイチである。
 
 気温が低いせいだろうか?それでも充分楽しませてくれるユキワリイチゲを写真に納め男池へと下る。
 
 帰りに初めて「おいちゃん家」で鴨のつくねを買ったが、

 おいちゃんの人柄と同じでなかなか味わいのある美味な逸品である。
 
 
 
 
 
 
 

 

 

華やかなシャクナゲを待ちわびる黒岳(平治岳東尾根中腹より)

 
 
 
 
 
 

 

 

谷筋に残雪が残る大船山(平治岳東尾根中腹より)

 
 
 
 
 
 

 

 

春霞越しの由布岳と内山・鶴見岳(平治岳山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

「春は黒」の坊がづると九重連山(平治岳山頂より)

 
 
 
 
 
 
 

 

 

ミヤマキリシマ乱舞の待たれる平治斜面と三俣山(平治岳山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

野焼きも終り春本番を待つ九重連山の「メッカ」こと坊がづる

 
 
 
 
 
 
 

 

 

静まり返る春直前の坊がづると九重連山(平治岳南峰より)

 
 
 
 
 
 
 

 

 

日差しに透けるユキワリイチゲ(男池〜かくし水)

 
 
 
 
 
 

 

 

春の日差しを浴びるユキワリイチゲ(男池〜かくし水)

 
 
 
 
 
 

 

 

艶姿を競い合うユキワリイチゲ姉妹(男池〜かくし水)

 
 
 
 
 
 

 

 

開くべきかと思案中のユキワリイチゲ(男池〜かくし水)

 
 
 
 
 
 

 

 

ひたすら虫たちを待つユキワリイチゲ(男池〜かくし水)

 
 
 
 
 
 
 

 

 

日差しを待つアズマイチゲ(男池〜かくし水)

 
 
 
 
 
 
 

 

 

少し開いてくれたアズマイチゲ(男池〜かくし水)

 
 
 
 
 
 
 

 

 

初々しい福寿草(九重山麓某所にて)

 
 
 
 
 

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