九重大分山行脚 

 

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九重連山*春の花行脚*福寿草・翁草他フォトアルバム

(花行脚記) 

2011.04.11

 
          ここの所の九重連山も例に漏れず、春霞やら花曇りやらでスッキリとしない天気が続いているようである。
 
          今日もおそらく同様な天気であろうと思い、急遽、九重山麓の春の花散策へと予定を変更した。
 
          しかし昨日より気温の方が低めな予報なので、花の開き具合が少し気になる。
 
          日の出前に大分市を出発して午前6:00過ぎに到着後、すぐさま花散策へと出発する。
 
          福寿草(フクジュソウ)の自生地に着くが時間が早い上に気温も低く、硬く花弁が閉じられている。
 
          周辺の花散策をしながら時間調整をして約1時間後に戻ってみると福寿草は開き始めていた。
 
          そして更に1時間でほぼ満開の状態となった。花弁を精いっぱい広げて春の日差しを浴びている。
 
          黄金色に近い黄色の花弁と鮮やかな緑の葉とのコントラストが見事に調和している。
 
          しかし、皮肉にもその艶やかさが仇となり盗掘の犠牲となり絶滅の危機に瀕している。
 
          枯れ草や落ち葉の中に咲き、厳しい環境下で育ってこその美しさであろう。
 
          その福寿草(フクジュソウ)の生命の営みを、そっと何時までも見守る事が出来るように祈りたい。
 
          その後場所を変え、今度は実にユニークな出で立ちの翁草(オキナグサ)の散策である。
 
          翁草(オキナグサ)は派手なのか地味なのか良く分からない。本人的には派手なつもりだろうが、
 
          やはり、うな垂れた暗赤紫色の萼片(がくへん)と全身の白い毛からも、私には地味に見えてしまう。
 
          ところが、この特異でユニークな姿形こそが人の心を虜にしてしまうのである。
 
          這いつくばり写真を撮りながら、今まで自生が守られて来た事への感謝と共に、先への不安を思う。
 
          最後に男池へ回り、今日こそは大きく開いた雪割一華(ユキワリイチゲ)をと思うが、
 
          気温の低さと、天候の悪化により又お預けとなり、おいちゃんに挨拶をして帰路に着く。
 
                                                                   m.saito
 
 
 
 
 

 

 

福寿草(フクジュソウ)

 
 
 
 
 
 

 

 

福寿草(フクジュソウ)

 
 
 
 
 
 

 

 

福寿草(フクジュソウ)

 
 
 
 
 
 
 

 

 

福寿草(フクジュソウ)

 
 
 
 
 
 
 

 

 

福寿草(フクジュソウ)

 
 
 
 
 
 

 

 

壇香梅(ダンコウバイ)

 
 
 
 
 
 
 

 

 

翁草(オキナグサ)

 
 
 
 
 
 

 

 

翁草(オキナグサ)

 
 
 
 
 
 

 

 

翁草(オキナグサ)

 
 
 
 
 
 

 

 

翁草(オキナグサ)

 
 
 
 
 
 

 

 

翁草(オキナグサ)

 
 
 
 
 
 

 

 

黄菫(キスミレ)

 
 
 
 
 
 
 

 

 

雪割一華(ユキワリイチゲ)

 
 
 
 
 
 

 

 

雪割一華(ユキワリイチゲ)

 
 
 
 
 
 

 

 

東一華(アズマイチゲ)

 
 
 
 
 

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