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扇ヶ鼻(九重連山)黄砂+花散策登山フォトアルバム |
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(登山記) |
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2011.05.02 |
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今回も花散策を兼ねようと思い近めの扇ヶ鼻へ、未踏ルートである瀬の本登山口からのピストンである。 | ||||||||||
自宅(大分市)をまだ暗い午前4:30に出発するが、空の様子が何か変である。天気予報は晴れだったが星が見えない。 | ||||||||||
あまり気に留めずに車を走らせているとラジオから、今年最大の黄砂が飛来しているとの事。全く黄砂の事は無警戒だった。 | ||||||||||
しまったと思いつつも後の祭り。長湯温泉を過ぎ前方に九重連山が現れたが、案の定かなりぼやけたシルエットである。 | ||||||||||
しかし、こんな凄い黄砂の時に登山をした事が無いので、逆に見た事の無い良い絵が撮れるかもと思い直すことにした。 | ||||||||||
午前5:40に気温7℃の瀬の本登山口に到着し、すぐさま巾の広い植林帯の中の林道へと入って行く。 | ||||||||||
前日らしき一人分のトレースに目を落としながら、少し湿った林道を約20分ほど歩くと林道の終点となる。 | ||||||||||
その後は勾配も増して行き植林帯から落葉樹林帯へと変わり、その中にアセビの大木も現れ出した。 | ||||||||||
登山口から50分ほどで南側の展望が開けて、黄砂に霞んだ猟師岳と朝日を浴びる岩井川岳が目に飛び込んで来た。 | ||||||||||
初めて山で見た黄砂霞の風景もまんざらではないように思えてきた。ガスとは又違った暈しが面白い。 | ||||||||||
朝日に映える丁度見頃のアセビの花の白さに目を取られながら高度を上げて、岩井川岳への分岐へ到着する。 | ||||||||||
岩井川岳は南西へ延びた台地状の笹原の中にミヤマキリシマが点在しており、最先端部まで行くとミヤマキリシマも | ||||||||||
密度を増し見ごたえが有りそうである。 | ||||||||||
休まず樹林帯へと入り扇ヶ鼻への最後の斜面に取り付く。途中左手方向にまだ残るマンサクの花が朝日に照れされている。 | ||||||||||
そして午前8:00丁度、登山口から2時間10分で扇ヶ鼻山頂に到着する。気温7℃、北西のやや強い風が少し寒く感じる。 | ||||||||||
目の前には、初めて見る黄砂に包まれた九重連山の珍しい風景が広がっている。 | ||||||||||
黄砂によって太陽の光が弱められ、その淡い光に照らされた山々は、やはり弱く優しく浮き上がる。 | ||||||||||
毛嫌いしていた黄砂への見方が今日から少し変わるような気がする。 | ||||||||||
新たな発見と共に扇ヶ鼻山頂を20分ほどで後にする。花散策が待ち構えていると思うとついついハイピッチで下山してしまう。 | ||||||||||
扇ヶ鼻から1時間10分で瀬の本登山口に到着し、予定通り九重山麓への花散策へと向うが、今日は一輪草が見頃だった。 | ||||||||||
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黄砂に霞む猟師岳とアセビ(登山口から50分) |
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朝日を浴びる岩井川岳とアセビ(登山口から50分) |
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朝日を浴びる岩井川岳とアセビ(登山口から1時間) |
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強烈な黄砂が覆う九重連山(扇ヶ鼻より) |
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扇ヶ鼻越しの天狗ヶ城・中岳・久住山 |
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黄砂に霞む九重連山の盟主「久住山」も珍しく、又味わい深い(扇ヶ鼻山頂より) |
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黄砂によりいつもと雰囲気の違う星生山(扇ヶ鼻山頂より) |
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ハルリンドウ(春竜胆) |
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ハルリンドウ(春竜胆) |
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ラショウモンカズラ(羅生門蔓) |
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イチリンソウ(一輪草) |
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イチリンソウ(一輪草) |
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イチリンソウ(一輪草) |
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イチリンソウ(一輪草) |
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イチリンソウ(一輪草) |
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イチリンソウ(一輪草) |
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サクラソウ(桜草) |
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アマドコロ(甘野老) |
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ヒトリシズカ(一人静) |
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