九重大分山行脚*九重連山* 

 

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黒岳・高塚山(九重連山・大分)紅葉朝駆け登山フォトアルバム

(登山記) 

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2011.10.26

 
        九重連山の紅葉も足早に山麓へと駆け下る中、黒岳への登山を天候待ちにしていたが、今日その日が訪れた。
 
        黒岳への朝駆けは去年の4月の天狗岩でのガスによる「撃沈」以来で、久しぶりで楽しみである。
 
        天気は終日晴れ、大気中のダストも少なく、冬型の気圧配置で気温も低めの予報である。いろいろ期待出来そうである。
 
        真夜中なのに数台の車の停まる今水登山口を、気温10℃晴天の星空の下午前3:30樹林帯の中へと出発する。
 
        気温が低いせいで汗ばむ事も無く岳麓寺分岐点に40分ほどで到着するが、風の音が恐ろしさを増して大きく唸りをあげる。
 
        山頂の風の強さを想像しながら前セリを通過して風穴へと進む。今水登山口から60分で風の音も静かになった風穴へと到着。
 
        休まず黒岳への急坂へと取り付く。ここも寒さのせいで割りと楽に登りきり、午前5:20高塚山頂に到着する。
 
        すると思いもよらぬ先客が居られた。約1年ぶりの悠悠さんで、その後やはり久しぶりのオアシスさんも登って来られた。
 
        大先輩二人と一緒なら、九重の神様も「撃沈」などむげなことはせずに、きっとサービスをしてくれることだろう。
 
        しかし、高塚山頂は気温0℃、やや強い北西の風が吹きぬけ、ガスによりホワイトアウト状態である。
 
        そして、日の出時刻が近づくと上層のガスは晴れて行き、北西の風に乗って走る雲河状態となり、無我夢中の一時となった。
 
        空はピーカン状態だが、東の空は淡い橙色に西の空はピンクの裏焼けで、久しぶりに見る透明度抜群の爽快な黎明である。
 
        午前6:25鮮烈な光線と共に雲上へと顔を出す朝日は、周囲のあらゆる物を真っ赤に染め上げて行く。
 
        そして、おまけはガスと朝日の共演である「ブロッケン」の出放題である。こちらも久しぶりの色の濃い見事な「ブロッケン」である。
 
        感動的で素晴らしい印象に残る夜明けを充分満喫して、約2時間居た高塚山頂を午前7:30、軽い足取りで後にする。
 
        帰りは、登山道脇の紅葉を拾い撮りしながらの、これまた楽しい下山路となった。黒岳の紅葉は中腹辺りが現在ピークだろうか。
 
        多くの登山者とすれ違いながら、午前10:00今水登山口に到着する。平日ながら30台近くの車で賑わっていた。
 
                                                                                 
 
 
 
 
 

 

 

帰路、風穴を通り過ぎふと黒岳・天狗岩を見上げると、眩いばかりの風景が目に飛び込んで来た。

秋の優しい陽射しを浴びて鮮やかな青空に映える黒岳南斜面のまさにピークの紅葉。 

その深紅と黄と緑の織り成す紅葉は、しばし時間を止めてくれる。 

天狗岩と黒岳南斜面の紅葉(風穴付近より) 

 
 
 

 

 

日の出15分前の朝焼けと天狗岩(黒岳・高塚山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

朝焼けする大船山と米窪(黒岳・高塚山頂より)

 

 
 
 
 
 

 

 

眩しい朝日にうごめくガス雲と目覚める天狗岩(黒岳・高塚山頂より)

 

 
 
 
 
 

 

 

朝焼けする米窪北斜面と三俣山(黒岳・高塚山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

三俣山・平治岳とブロッケン(高塚山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

紅葉の平治岳とブロッケン(黒岳・高塚山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

三俣山・平治岳とブロッケン(黒岳・高塚山頂より)

 
 
 
 
 
 

 

 

米窪北斜面の紅葉と三俣山(黒岳・高塚山頂より) 

 
 
 
 
 
 

 

 

天狗岩と紅葉(黒岳・高塚山頂より) 

 
 
 
 
 
 

 

 

もみじ(カエデ)の大木の紅葉(前セリ付近にて) 

 
 
 
 
 
 

 

 

もみじ(カエデ)の大木の紅葉(前セリ付近にて) 

 
 
 
 
 

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