6日から天候が崩れ悪天候が長引きそうな予報の為、急遽夕方晴れそうな本日(5日)の夕駆けとなった。 前日の夕方のライブカメラで三俣山の山頂部は、霧氷で強烈に白く染まっていた。 あの白さなら他の山の霧氷もしっかりと付いているはずで、気温も低いので夕方まで持ちそうだ。 山頂部がガスに覆われた九重連山を右手に見ながら久住高原を牧ノ戸登山口へと走る。 朝のライブカメラよりはガスは減りはしたが、今日はなかなかしつこそうなガス雲の様に見える。 気温氷点下4℃、風も無く心地よい牧ノ戸登山口を正午頃出発する。 アイスバーンも完全に融けたコンクリート道をうっすらと新雪が覆う。 沓掛山西斜面は久しぶりに見事な霧氷で覆われており、観光の人たちがカメラのシャッターを切っていた。 登山道は積雪は無いが、気温のせいであまりぬかるんでは無く助かった。 帰りは、さらに凍っており心配ないはず。 しっかりと成長した霧氷に喜びながら扇ヶ鼻分岐へと上がり、すかさず肥前ヶ城西岸壁に目をやると、 予想以上に白い。 この時点で今日の夕暮れは扇ヶ鼻東端にほぼ決まった。依然として空は相変わらずの曇り空。 その後、周辺の氷が解けた御池の畔を通って池の小屋まで上がり、ガメラを眺めるが黒っぽい。 今日は樹木の霧氷はどこも立派なのだが、岩氷はあまり成長していない。 最近の暖かさが岩の中に残っているのか?。 ガメラはあきらめ中岳から天狗へと廻ると、これまで曇り空一辺倒だった空から日が差した。 明るい兆しとともに夕暮れの扇ヶ鼻へと下り出す。しかし扇ヶ鼻が近づくに従い、また雲の方が優勢になっていく。 そして午前4:00過ぎに扇ヶ鼻東端へ到着して間もなく西の空の雲が消えて肥前ヶ城西岸壁の霧氷を照らし始めた。 このまま日没までと願いながらシャッターを切るが、案の定、日没30分前に雲の中へと太陽は姿を隠す。 とうとう太陽は姿を隠したまま現れることはなかった。但し、雲に隠れながらもせめてもの夕焼けを見せてくれた。 まだまだ凍り足らずのヌカルミを避けながら、午後7:00自分の車1台だけが停まる牧ノ戸登山口に到着する。 |