九重に待望の雪が、早速と言いたかったが天候と仕事に思い止めさせられる。 その雪も殆んど融けたであろう30日、 好天予報に「おいちゃん家」の今年最終営業日と言うこともあり九重へ山行きする。 暦を確認すると月夜なので早めの午前2:00前に気温零度の牧ノ戸登山口から取り付く。 ライトが要らないほどの月明かりに照らされながら、殆んど風の無い穏やかな登路を上げて行く。 星生崎に近づくと月明かりに聳える星生崎と久住山の上空をガス雲が東へ流れていた。 数枚写真を撮り山頂からの月光下を流れるガス雲に期待しながら先を急いだが、 間もなくガスは消えてなくなった(泣)。 午前4:00頃、思っていた以上の雪が残った天狗ケ城山頂に到着する。 気温氷点下5℃、西寄りの冷たい風が吹き付け上空はピーカンに月と星が輝き、 日の出位置辺りは雲が塞ぐ。 吹き付ける風にも湿っぽさは無くガスも湧く気配を感じない。 何も起こりそうには無いが、月夜で見晴らしも効き九重の山並みと星を眺めてるだけでも、 時間は直ぐに経った。 そして、やや遅れての雲の上からの日の出、山並みを控えめに焼きながら登る。 日の出後間もなく天狗ケ城から下りて一部凍結した御池の氷でしばし遊んで下山を始める。 下山後は今年最終営業日の「おいちゃん家」に見納めへ。寂しくなるが、早速来春が楽しみになる。 |
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