夕方、空を眺めると最近珍しい綺麗な空、直ぐにPM2.5を調べてみると10前後。 25日の予報も確認して見るが「ほぼ無(透明)!」とあった。虫が騒ぎ始めた。 25日の山の天候は台風10号の影響で湿った空気が流れ込み、朝は大量のガスの発生が予想される。 撃沈の確率はかなり高いが、絶景の可能性も上がる。 決め手の仕事は空いており、夕食後、早速九重へと向かう。 仮眠後の午前3:00、気温18℃、多くの車が停まる牧ノ戸登山口から登り始める。 登り始めは月も照らしていたが、沓掛山を越えた鞍部辺りからはガスに覆われ始めた。 途中、ガスはガス雨と変わり濡れ始めたので久しぶりのカッパを着る。 終始ホワイトアウト状態のままで、午前5:00前に天狗ヶ城山頂に一番乗り。 到着後、ホワイトアウトの中、ガス雨を背中に受けながらガス晴れを待つ。 20分程するとガスが下がり始めて周りが見え始めた。 綺麗だ!。久しぶりに見る綺麗に透き通った朝の空気感を日の出まで結局貸切で味わう。 そして日の出は直前にガスに襲われて撃沈、直ぐにガスは下がって強い光で星生山を照らした。 日の出後は、いつもの様にブロッケン狙いで中岳へと移動。 到着するなりブロッケンが現れて、しばし太陽とガスと九重ブランドの攻防に加わった。 途中、ミヤマキリシマ以来のがーさん御夫妻が登ってこられて、3人占めでブロッケンを楽しんだ。 がーさん御夫妻が下山されてからしばらくガス晴れの時を待つと、午前9:00頃に青空が広がり始めた。 空気が綺麗なせいか全てが稀に見る綺麗さで、待った甲斐が有った。 午前9:30頃、中岳山頂から下山を始める。 下山しながらも、綺麗な青空と真っ白な雲に足止めされながら、午前11:00頃猛暑の牧ノ戸登山口到着。 |
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