前回の山行きから2週間が空いた。九重山上となると一ヶ月以上となり、体力の衰えが気になる。 歳と共に運動不足の影響がすぐさま歴然と体中に現れて来るが、逆に体力は中々回復してくれない。 週1ペースが体的には丁度良いのだが、仕事が忙しくなるとそうもいかない。 午前4:00、他に車1台のみ停まる、気温2℃の星空の下、牧ノ戸登山口から歩き出す。 寒さの洗礼に逆らおうと厚着をしての歩き出しに、直ぐに汗ばみ脱皮する。 沓掛山からは寒さならぬヌカルミの洗礼を受け始めて、凍り始めた西千里辺りで解放される。 その西千里辺りからはガスに覆われ始めるが、天狗ヶ城へ到着する午前6:00頃には晴れていた。 天狗ヶ城山頂の気温氷点下3℃。強い西風に吹かれて東へ避けて防寒を済ませる。 上空には焼けそうな雲は有るのだが、肝心の東の地平線辺りも雲で覆われている。 それでも朝日は力強く、その薄雲を貫き通して次第に雲を焼き始めた。 そして程良く焼き終えて日の出。下の写真よりMaxは焼けたのだが、仕上りに納得いかず、没。 日の出後は、全く人影のない九重山上をのんびり中岳から久住山へと回る。 久住山では長らくのブロッケン三昧だったが、なかなか九重ブランドは現れず、約1時間の持久戦。 長らく遊んだブロッケンもタイムアップで下山を始める。 冬枯れながらも暖かな朝焼けに、鮮やかなブロッケンに遊べ、大いに楽しめた久しぶりの九重山上だった。 |
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