連休明けの火曜日、好天予報に促されて、少し白くなっていそうな九重へ行くことにした。 午前4:00、気温氷点下3℃の牧ノ戸登山口には車2台だけ。正月の賑わいが嘘のような登山口から登り出す。 ガスに覆われた上空に半分凍った登路、風は弱く汗が滲み出して来る。 期待する霧氷は扇ヶ鼻分岐辺りでまずまずで一安心。ガスも薄れて星が見え始める。 安心した霧氷も束の間、登るにつれて霧氷は無くなって行った。 午前6:00前、気温氷点下9℃、西寄りの風が吹き付ける誰も居ない天狗ヶ城山頂に到着。 上空はピーカン、何とか雨氷化した霧氷が残っていてくれた。 霧氷を物色後、天狗山頂から少し中岳側へ下りた所に三脚を構える。 間もなく中岳側から一人の登山者が上がって来る。その赤い女性の足取りは早く迷いが無い。 もしかしてと挨拶をすると、やはりnacchi***さんだった。ミヤマキリシマ以来の半年ぶりで懐かしい。 いつもブログを拝見しながら破天荒な行動力に心配しながら感心をしていた。 他に登って来る登山者は居らず、西から雲海が押し寄せ迫力のある日の出を迎えられた。 PM2.5のせいか、やや朝日の輝きが弱かったが、スケルトンの霧氷は赤く輝いてくれた。 日の出後、nacchi***さんは、ガスの襲来でブロッケン三昧であろう久住山へ向かう。 その後、天狗にも直ぐにガスが来るであろうと待ってはみたが来そうも無く、久住山へ向かう。 久住山では、睨みつけるnacchi***さんの視線の先は思ってた様なブロッケン三昧となっていた。 しかし、その睨みに恐れおののいたのか、しばらく待ったが九重ブランド・星生山は姿を現してくれなかった。 nacchi***さんが、何時ものルーティーンの為に稲星へと移動して行った後もしばらく待ってみたが、 ガスはかえって高くなる一方で、正午頃諦めて下山を始める。 心配だった登路のヌカルミは泣かされたガスのお蔭で、日が差すことも無くあまり融けておらず助かる。 午後2:00、気温はまだまだ氷点下2℃の牧ノ戸登山口に到着。 *今年もよろしくお願い致します。 |
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