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九重連山   大船山 朝駆け  登山フォトアルバム

2017.02.25

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(2:32)




     雪ロスの為に山行きも2週間近く間が空き、そろそろ山へと思ってたところへのタイミング良い寒波。

     人とヌカルミを避けて久しぶりに冬の大船山への朝駆け。

     登山口は今までだったら迷いなく最短の今水なのだが、年と共に急登より長くても緩やかへと気が変わって来た。

     山頂に午前6:00着予定で登山時間を3時間みて午前3:00、気温氷点下4℃の男池登山口を出発。



     暗い男池の森へとはいって行く。とは言っても冬の男池の森は夏とは違い満天の星空。

     かえって夏より心強い気がする。それに、もののけ達も冬の方がおとなしくしてるようだ。

     殆んど雪も融けて無くなった森の中をかくし水からソババッケ・大戸越(うとんごし)へと上げる。



     午前5:00前、冷たい風が吹き抜ける大戸越から休まず北大船山へと取り付く。

     途中から霧氷がちらほら、北大船山の尾根へと上がりついた時には辺り一面の霧氷畑。

     期待した以上の出来栄えに喜ぶのも束の間、見上げる大船山はガスの中。



     途中で着替えをして、殆んど諦めながら山頂部を包むガスの中へと、はいって行く。

     しかし、山頂に近づくにつれてガスが薄まり、山頂到着時には上空は星空へと変わった。

     午前6:00、気温氷点下10℃の北西の強い風がガスと共に吹き付ける大船山頂に到着。



     ガスの押し寄せる北西側は何も見えず、上空と南東側は開けて、すでに黎明も始まっている。

     慌てて三脚をセットして構えるが、ガスが次第に増えて行く。

     最初は良く見えていた日の出方向も時折見える程度となり、日の出も危うくなった。



     そして、日の出。何とか、ギリギリセーフと言うところだろうか。

     日の出と共に御池上空に立ち込めるガスを一瞬、赤く焼いて朝日は消えて行った。

     その後は約2時間、眠さ・寒さと闘いながらホワイトアウトの中、ひたすらガス晴れを待った。

     他に登山者でも居れば時間つぶしでも出来たのだが、土曜日と言うのに誰も登って来ない。



     午前9:00を過ぎた辺りから時折青空が見え始めて、午前10:00には完全に晴れ渡った。

     ガス晴れ際には大きなブロッケンもゲット出来て、待った甲斐が有った。

     午前10:00過ぎに大船山頂を後にして、凍った残雪に注意しながら男池登山口へと下る。





















到着後間もなくの東の空

















(画像クリック:拡大)

ガス焼く、日の出の一瞬

















大船山頂部の霧氷

















御池周りの霧氷

















御池

















御池

















北大船とブロッケン

















流れる霧氷と九重連山

















霧氷越しの北大船山

















北大船の霧氷と九重連山















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