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ネットの情報によるとソババッケから黒岳・平治岳辺りの紅葉が良さそうで、好天予報の1日登ることに。 前日午後9:00頃、男池駐車場にて仮眠に入り、翌午前3:00起き上がり、気温6℃の午前3:30歩き出す。 平治岳への朝駆けは今年1月28日以来で懐かしい。 以前は冬によく朝駆けをしていたが、年による体力の衰えと撃沈の確率が高いことにより、最近は少ない。 台風や大雨などで様子が変わった登山道を時折り外しながら、1時間弱でソババッケに到着。 ソババッケからは最短時間でと、超急登の平治岳東尾根へと右に折れる。 10分ほど登ると右前方に光るものが二つ?。反射テープかな?と、よく確認すると近くに他に四つ同じく光る。 直ぐにシカ3頭の目だと推察は出来たが、普通のシカは夜間出くわすと威嚇音を発して逃げて行く。 しかしこの3頭らしきシカの目6個は何も言わず音も立てず、じっと20メートルほど向こうから私をロックオン。 体が見えてシカだとハッキリ分かれば何のことは無いのだが、オオカミの様な目が何とも不気味だ。 立ち止まることも出来ずに、にらめっこした形でその前方をゆっくり通り過ぎるが、その目も私をしっかり追う。 その目は直ぐに見えなくはなったが、何とも不気味な初めての体験で、自然界からの警告のようにも?。 その体験にも押された形で、急登のきつさは半減したような気がしながら、午前5:30平治岳へ到着。 気温3℃、西寄りの冷たくやや強い風。上空はピーカンで東の空が少し赤らむ。 そして日の出、黒岳辺りの霞雲の中から、最初は弱く九重の山々を焼き始め、次第に強く焼いて行った。 日の出後、紅葉に日が差すのを待っていると、ガスに覆われてしまい、ガスが晴れたのは午前9:00過ぎ。 平治岳から下山を始めて、期待以上の綺麗な紅葉を堪能して回った。 ちなみにソババッケでは見ごろを迎えていて、男池上の台では黄葉が始まったばかりなので、 好天の連休には丁度良く、楽しめるのでは。 |
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