午前2:30、目が覚めて空を眺めるとガスではなく曇り空。牧ノ戸登山口に上げるとガスもプラスで撃沈必至。
まあ、最近は運動がメインになりつつあるので、天狗ヶ城までの往復の散歩とでも思おう。
気温2℃の牧ノ戸登山口から午前4:00歩き出す。右足の調子が少し悪いのでゆっくり、ゆっくり上げる。
あまりにもゆっくり過ぎたので、天狗ヶ城に取り付いた頃には慌てる羽目に。
終始ガスに包まれたまま午前6:10天狗ヶ城到着。気温氷点下3℃、北西の冷たい風に今季初霧氷と先客1名。
日の出まで20分、ほぼ諦めてカメラもザックから出すことなく時を待つ。
日の出10分前、ガスが下がり始めたので、慌ててザックからカメラを取り出して構える。
それから約15分間、驚きの絶景が広がった。鳥肌を立たせるのも忘れて夢中でシャッターを切る。
これほどまでに赤く綺麗にガスが焼けたのを見るのは、初めてかもしれない。
そして、日の出5分後、また何もなかったようにホワイトアウトに戻り、その後ガスは晴れることは無かった。
超久しぶりの「9回裏ツーアウト満塁さよならホームラン」。それも、超特大。
下山後は曇り空の為、男池の紅葉は諦めて帰路に着く。
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