GW中に仕事を終わらせて迎えた7日は天気・PM両予報共に良好で、久しぶりに朝駆けをすることにした。 春の花も花追いで3・4月と一気に2ヶ月が過ぎてヤマシャクヤクまでで一段落したせいもある。 山はまだまだ冬枯れ色だろうが、中岳で「ダイヤモンド大船」が南端でギリギリ見れそうなので、 中岳への朝駆けとした。 久しぶりの朝駆けと言う事で、何時もに増して前夜の仮眠は出来ず、午後11:00頃自宅を出発する。 途中気温6℃の久住高原からは、これまた久しぶりの九重連山のシルエットを眺めて夜明けへ期待してしまう。 瀬の本では、少しでもと1時間程目をつむるが、やはり眠ることは出来なかった。 みんなは良く眠っているが、不思議だ。 午前2:00前に数台の車の停まる牧ノ戸登山口へと移動し、午前2:30気温3℃の登山口を出発する。 真夜中でもしっかりと花開いているキスミレや真っ白なムシカリ・アセビにめを奪われながら沓掛山を越える。 登山道は凍っており下山は早めの方が良さそうだ。前後を確認するが他の明かりは目につかない。 午前4:10、気温0℃、風は殆んど無く快適な天狗ヶ城山頂に到着する。最近にしては早い1時間40分だ、 若返ったようだ。 ここで三脚代わりの岩にしがみ付き黎明をカメラに納め、午前5:00前に中岳へと移動する。 中岳山頂から周囲を見渡すと、珍しく久住山東尾根に灯りが一つ見られるだけで他には見当たらない。 肝心の東の空の様子は、霞も最近にしては良い方だと思われるが、 やはり肝心の大船山頂辺りの高さまで霞んでる。 案の定、「ダイヤモンド大船」は輝きが今一歩足りないものとなった。しかし、 霞層を抜けた朝日はある程度山を焼いた。 山はまだ冬枯れ色だが、綺麗な青空に心も体もスッキリと清々しい気分となり、疲れの無い朝駆けとなった。 下山後は予定通りに、黒岳へ花散策へと移動して山中を探索して回った。 |