沢水登山口---くたみ岐れ---鍋割坂下---(展望台ルート)---立中山ルート分岐---鉢窪・ガレ場ルート分岐---大船山 ---(展望台ルート)---鉢窪・ガレ場ルート分岐---鉢窪---立中山ルート交差点---佐渡窪---くたみ岐れ---沢水登山口 「終わった。」仕事のピークがやっと通り過ぎた。と同時に九重連山の紅葉も終わったようだ。 今年はあまり良くなかったとは言え、やはりこの目で確かめたかったが、有り難い仕事の為なら仕方ない。 さて、何処に登るかと思案の末、大船山とした。やはり紅葉期には一度は登りたい山であるし、 終演も確認したい。 山頂部の紅葉には期待出来ないから、普通に登ったのでは面白くないので、 3年ぶりの展望台ルートで登ることにした。 展望台ルートは大船山から南西に伸びる尾根を登るルートだが、 大船山へは最もマイナーでワイルドなルートである。 これを登れば何処かで紅葉と出くわすだろう、と言う算段である。 登山口である久住高原の沢水(そうみ)へ午前6:30過ぎに到着して、大船山の南西尾根を見上げるが、 予想に反して紅葉前線らしきものは全く見えず、かすかにくすんだ紅葉が点在するだけだ。葉自体が無い様だ。 午前7:00出発、くたみ岐れを過ぎ鍋割坂に到着して、いよいよ久しぶりの展望台ルートへとは入っていく。 間もなくは緩やかだが、その後はしばらくの急登が続く。長いブランクの体には応える。 急登も終わるとご褒美のような展望岩からの景色が待っていた。紅葉は殆んど無いにしても、天気に救われた。 午前10:30、登山口から3時間30分で大船山頂へ到着する。紅葉も終わりで平日の為、登山者は少ない。 紅葉は予想以上に終わっていて、ドウダンの葉も有るには有るのだが、色づきが悪い。 帰りの予定ルートである立中山ルートを見下ろすが、紅葉は殆んど無い。 その代わりに鉢窪・ガレ場ルートから佐渡窪辺りの谷筋には、緑から紅葉までが見える。 そこで、鉢窪・ガレ場ルートに変更して、早速大船山頂を後にする。 結果、風の影響が他より少ない佐渡窪辺りの紅葉が一番良かったが、色づきは他と同じくあまり良くない。 |