週末の天候が悪そうなので、急遽本日山行きすることにした。男池の紅葉の見納めでもある。 満月に近く明るい夜道を九重へと深夜出発する。途中、直入の温度計は9℃を表示、前回より10℃暖かい。 久住高原からの九重連山のシルエットはまたまたピーカンかな、と思わせるようにも思えた。 午前2:00、気温4℃、数台停まる牧ノ戸登山口到着後、1時間程仮眠して午前3:30登山口を出発する。 出発時の気温は3℃、前回より4℃ほど暖かいが風が強く、体感は変わらない。 今回は登山道も凍って無く、帰りのヌカルミの心配が無いのが嬉しい。 前方には明かりは見えなかったのだが、扇ヶ鼻分岐へ上がると誰か無灯火の人が居る。 佐賀のとしちゃん が丁度星を撮り終わって片付け中のようだった。 子供の頃、懐かしい北斗七星と北極星を教えてもらう。 としちゃんは星生山へと言う事で分岐点で分かれる。 久住避難小屋を過ぎて久住分れ辺りからガスが覆い始めた。御池辺りではホワイトアウト状態。 中岳・天狗の鞍部に到着して一思案、どちらに登るか?。 迷った末、前回が天狗だったので今回は中岳にした。 午前5:40、北西の強い風が吹き付ける中岳山頂に到着する。気温は0℃ほど、風を避けて待機する。 ホワイトアウトの状態が長く続いたが、日の出30分前辺りから上空が開けて、ガスの流れが分かり始めた。 荒れ狂うガスの流れが三俣から稲星の方向に次から次へと通り過ぎる。迫力ある景色だがガスが高すぎる。 時間と共にガスは低くなって行ったが、日の出は撃沈だった。 天狗に見える人影はとしちゃんから聞いていた悠悠さんであろう。 天狗からの状況を気にしながら山頂を右往左往する。 日の出は撃沈でPM2.5のせいか、かなり霞んでいたが、結果オーライ、 迫力のあるガスの流れと綺麗な青空を楽しめた。 午前8:00過ぎ、中岳を後にして天狗経由で下山を始める。 途中、沓掛山のコンクリート道でとしちゃんに追い着き、星生からの状況をうかがうが、 羨ましくブロッケンが見れたそうだ。 下山後は、予定通り男池へと紅葉散策に廻り、上の台のピークの紅葉を楽しんだ。 |