悩ましい天気予報に苦悩しながら、結局は何時ものように家を出る。 氷点下5℃の牧ノ戸峠にはすでに多くの車。 鳴子山手前を目指す予定で早めの午前3:30登り出す。 沓掛山の登山道はスロープ化がほぼ完成されて楽にクリア。 その後も先行者のトレースで難無く久住避難小屋前通過。 しかし、そこから先は急にトレースが少なくなった。 おまけに赤川谷から吹き上げる強風が身にしみる。御池を抜け池の小屋前に到着し、 寄らずに東千里へと下り出す。 人のトレースは無いがキツネのトレースを追いかけながら中岳直下東千里分岐点に到着。 ここからが問題で、稲星越へのトラバース道をしばし探し、 それらしき窪みは吹き溜まりで到底太刀打ちできそうもない。 諦めて稲星山へと変更して午前5:30、何時ものように風の強い山頂に到着する。 気温氷点下8℃、南側の積雪は少ないが北側は焼けるには十分な雪原となっている。 天候はGPV天気予報通りの雲の多い空で朝日の強い輝きは期待出来そうもない。 そして、日の出はその通りに淡く終わり、そのうちガスの中へと埋もれて行った。 ガス晴れをしばらく待ったが諦めて下山開始する。 途中久住避難小屋辺りで嬉しい晴れ間にしばしシャッターを切る。 結果、思ったよりも良い天気でそれなりに楽しむことが出来た。 |
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