前回から間隔良く晴れマークが灯る。それも日曜日、仕事の事は忘れて山行きに集中出来て有り難い。 山は夏至の前日と言うことで、大船山頂近くから日の出が見れる稲星山と、オオヤマレンゲの鳴子山。 但し、稲星山に朝駆けしてから鳴子山へ行ったのでは時間が早すぎてオオヤマレンゲの開き具合が心配だ。 更に今の時期、朝早くは露でびしょ濡れは免れない。かと言って名案は無いので、 出来るだけゆっくり行くしかない。 前日の午後11:00前に牧ノ戸登山口に到着するが、梅雨の晴れ間とあって既に多くの車が駐車場を埋めている。 午前1:30まで仮眠して午前2:00牧ノ戸登山口を出発する。牧ノ戸登山道はおおむね終始ガスに覆われていた。 程よい気温でピッチも良好で午前4:00前中岳直下東千里に到着し、時間調整で20分程休憩する。 午前4:30過ぎ、西よりの弱い風が吹き付ける稲星山頂に到着する。 期待の東の空は霞層の為、到着前に諦めていた。 それでも上空は晴れているので、その後の新緑やオオヤマレンゲに期待する。 そして日の出、1年で今の時期しか見れない大船山・ガメラ・日の出のコラボが見れた。輝きは無くとも有り難い。 日の出後は時間つぶしに稲星山頂に約1時間滞在して、道草を食いながら鳴子山へと下って行った。 しかし、鳴子山の乙女はまだまだ頑なに花弁を閉じたままで、おちょぼ口から紅を覗かせていた。 蕾が沢山で、これからだ。 少しでも開花をと待っていたがガスに覆われ始めて下山を始めた。 下山と行ってもしばらくは登らなければならない。 増水した御池の縁を高く巻いて、空池縁をとぼとぼと下っていると、 久しぶりにやっと会えた「九重の四季」の木下さん !。 木下さんは天候から朝駆けはパスしてゆっくり鳴子山らしいが、 露も乾き乙女も花弁を程良く開いて待ってることだろう。 しばしお話をさせて頂きお別れする。 その後は多くの登山者と挨拶を交わしながら午前11:30、牧ノ戸登山口到着。 鳴子山での乙女探しが応えたのかやや足が痛く、軽く花散策後帰路に着く。 |