シルバーウィークの初日、やや際どい天気予報の為、星撮りと朝焼けどちらかに期待をかけて山行きした。 九重への途中の久住高原から見上げる九重連山はガスは無くなりシルエットがくっきり浮かび上がる。 が、牧ノ戸へ到着するといつもの様にガスの中。午前零時まで仮眠を取り、 午前0:30気温10℃の牧ノ戸登山口出発。 ガスに包まれながら沓掛山を越え、鞍部から少し上げると次第にガスは晴れて行った。 前後には明かりは無く、ピーカンの空に綺麗に輝く北極星を確認しながら上げていく。 星撮りの場所は決めておらず、北極星と山頂の位置を確認しながら好ポイントを模索するが、 なかなか良い場所が無い。 結局、家で考えていた場所の東千里まで下りて行った。東千里なら、朝駆けのライトの心配が殆んどない。 やや雲に邪魔されたが何とか星撮りも終わり、空はピーカンの様相なので予定通り中岳へと上げる。 そして、約15人?程の団体さんがひしめく中岳山頂へ上がると、 空は喜ばしいのだが惑わしい状況に変わっていた。 中岳・天狗両方の上空に雲が発生していた。一考した結果、 まずは中岳上空の雲が先に焼けるはずだから最初は天狗側で。 その後天狗側の雲が焼け始めたら中岳側に移動して天狗を撮る、と言う作戦に至った。 と言う事で天狗・中岳間をウロウロしながら何とか作戦通りに撮れた様な気がする。 日の出後、天狗山頂に上がって見ると、なんと驚きの朝駆け登山者が4〜5人?、 連休初日の天狗としては予想外だ。 その中のお二人が、超久しぶりの山靴さん御夫妻だった。 天狗と池の小屋でしばしお話しさせて頂きお先に失礼した。 下山路はさすがの連休で多くの登山者との挨拶に追われ、 下山後は花散策はお休みしておいちゃん家経由で帰路に着く。 |