「女心と秋の空」のごとく最近の天候はコロコロ変わり、大変読み辛い。 まして山の上の天気は尚のことで悩ましい。 しかしその分良い景色も多く悩み甲斐も有り、今回も期待しながら九重へと向かう。 前日午後9:00前に瀬の本に到着して、翌午前3:00まで車中泊。珍しく良く眠れた。 満天の星空の下、牧ノ戸峠へと車を走らせ午前3:50、気温5℃の牧ノ戸登山口を出発する。 今回は平日にも関わらず車も多く、朝駆けも多そうだ。途中、振り返ると灯りがちらほら続く。 午前5:30過ぎに天狗ケ城山頂に到着すると先客が一人、後で分かったが久しぶりのノリさんだった。 状況は、ガス雲が中岳の背後を山頂部よりやや低い程度の高さで北へ流れていた。 そのガスの向こうの大船山の背後には雲海が広がっていた。願っても無い状況にひとまず喜ぶ。 そのうちもう一人、そしてまた一人。結局、天狗への朝駆けは4人。 流れるガス雲を撮りながら日の出時刻を待つが、直前になって一気にガス雲が消えて行った。 その後の主役は雲に代わって行った。多くは無いが中岳上に広がる雲が綺麗に焼けて行った。 日の出こそ地平線際の雲に邪魔されて御来光も鈍ったが、まずまずの夜明けを楽しむことが出来た。 ノリさんが下山後、一応ブロッケン狙いで中岳へ行ってはみるが、ガスが訪れることは無かった。 午前8:00前、中岳を後にして下山してると、久住分れ手前で原口さんにバッタリ。 原口さんは星生山へ朝駆けされていて、ガス雲に浮かぶ天狗の良い写真を撮っておられた。 少ない登山者と挨拶しながら沓掛山手前の鞍部に近づくと、別府からの幼稚園生の団体さん!。 それはそれは可愛くて、元気に挨拶してくれて、先生より逞しく久住山へ登って行った。 下山後は、九重山麓に紅葉探索へと向かい、見頃の紅葉は有ったものの、日差しが弱くやや残念。 |
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