時間が空いた曇天予報の日曜日、天候は良くないがせっかくの休みなので、九重へ沢紅葉狩りへと出かけた。 見上げる紅葉写真には日差しと青空が是非欲しいが、沢紅葉なら曇天でも薄日が有れば何とか絵になる。 むしろ、日差しが弱い方が水流の白飛びが押さえられて助かる。 まずは、お手軽な九重山麓の尾根へと朝駆けをし、薄っすら柔らかな朝焼けをまだ残るススキと共に味わう。 その後移動して、いよいよ沢へとはいって行く。 肝心のヘルメットは忘れたが、安全帯にロープを括り付けての大袈裟な出で立ちでの沢登り。 いつも単独なので安全だけは、臆病なくらい気を付けている。すると、そんな格好になる。 ヤブと崖が立ちはだかる中、道を選びながら沢を遡上すること約1時間、何とか目的地の滝へ到着出来た。 懐かしい、5〜6年ぶりだろうか?。涼しく冷たいミストのシャワーが出迎えてくれ、ここまでの疲れが消える。 人知れずひっそりと沢深くに滝音を響かせる九重の幻の滝、略して「九幻の滝」とでもしておこう。 滝の高さは約15〜20メートルか?、最初に来た40年前は滝壺が有ったが、今は岩で埋まって無い。 安全等の為、場所は伏せたい。 紅葉の方も終わりがけだが、何とか残っていてくれて白い水流に花を添えてくれた。 写真を撮り終わると丁度昼時となり、滝を眺めながらおにぎりを頬張る。 今回で、今年の九重の紅葉狩りも終りにしようと思う。今年も大変楽しませて頂いた。 |
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