またまた九重連山に晴れ日付きの名残雪が訪れた。前日から照準を合わせて仕事をこなし、いざ九重へ。 雪と言う事で、まずは雪割フクジュソウ狙いで九重山中へと向かう。 フクジュソウの自生地に到着すると、3〜5センチほどの積雪がフクジュソウを隠していた。 強い日差しに見る見る融けて行く雪、フクジュソウの花が今か今かと待ち焦がれる。 しばらく待って雪もかなり融けたのだが、おかしい?。フクジュソウの花が現れない。 良く見てみると、咲いていたであろうフクジュソウのいくつもの花がハサミのようなもので切られている。 誰がなんの為に、花がら摘みだろうか?。 その自生地は自分で探した場所なので、もしかしたら自分だけの花園かもとの淡い期待が有ったが、消された。 と言う事で、今回こそと思った雪割フクジュソウも残念ながらゲット出来ずに牧ノ戸登山口へと向かう。 午前11:00、気温2℃の牧ノ戸登山口から積雪10センチほどのコンクリート道を歩き出す。 沓掛山へ上がると早速もヌカルミが出迎えてくれた。そのヌカルミの田んぼの中をジャブジャブ進む。 そう今回は秘密兵器(長靴)を装着しているのでヌカルミは何のその。 昔使ったことが有ったが、その後はヌカルミの酷そうな時期は花散策で、登山はパスしていた。 日差しも強く霧氷の融けるのと競うようにやや速足で登るが、思った以上に融けずに残っていてくれた。 雪も名残雪にしては多めの積雪量で、九重の山々を結構白くしていた。 星生山の尾根を白く飾る雪を見やりながら西千里から星生崎へ。 星生崎にてしばし小休止の後、久住分れから半分ほど解氷した御池の畔を回って、まずは中岳へ。 中岳からPM2.5でややスッキリしない名残雪の九重連山を堪能後、天狗ヶ城経由にて下り出す。 久住分れを過ぎて長靴なので少し躊躇したが、シュカブラの誘惑が勝って星生崎へと取り付く。 星生尾根へは上がって正解だった。期待以上の積雪とシュカブラを楽しむことが出来た。 午後3:00過ぎ星生山に到着。夕暮れも考えはしたが、PM2.5の多さに負けて下山を始める。 下山路は予想通りの田んぼ道だったが、長靴にて難無く午後5:00前に牧ノ戸登山口到着する。 |
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