いよいよ本格的な梅雨の到来で、しばらく九重へ行けないだろうと思ってた矢先に頼りないが晴れマーク。 この時期は「ダイヤモンド大船&ガメラ」が狙える為、迷いもせずに撃沈覚悟で前夜九重へ向かう。 (去年6月18日に念願の「ダイヤモンド大船&ガメラ」をゲット出来ました。下の七変化集1枚目) 午前1:30、ミヤマキリシマの終りを物語るような牧ノ戸登山口に到着する。停まる車は僅かに3台。 気温14℃、上空はガスに覆われ風も無い寂しいくらいの静けさの中登り出す。他に朝駆けの気配はない。 春の花からミヤマキリシマまで終わり、また始まる朝駆けのシーズン到来を足と肌で感じる。 扇ヶ鼻分岐辺りまで上げると、上空のガスは晴れて星が広がる。いつもの不要なピーカンの心配がよぎる。 良く咲いていた西千里の肥前ヶ城側のミヤマキリシマも夢の跡と化していた。 人の気配が全くない山中を、久住避難小屋から御池の畔を抜けて、池の小屋から東千里に下り、稲星へ。 午前4:00、気温10℃、上空は依然として晴れてはいるが、肝心の東の地平線上が雲で覆われている。 やがて朝焼けが始まったが、やはり雲で塞がれている為に大きくは広がらなかった。 それでも部分的にはかなり強く焼けてくれて、ガメラとの良いコラボレーションが出来たのではないか。 日の出は撃沈して、晴れていた上空も曇り空と変わり、午前5:30下山を始める。 途中、見上げる中岳から天狗辺りや久住山などには、まだまだいい色のミヤマキリシマが頑張っていた。 特に天狗ヶ城西斜面は引き返そうかと思わせる程に良い色をしていた。 極端に少ない登山者とすれ違いながら、午前7:30、牧ノ戸登山口に到着して帰路に着く。 *今回の写真の下に過去の「ガメラの七変化集」を掲載しました。 |
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