午前2:30月夜で星空の下、多くの車が停まる牧ノ戸登山口から登り出す。さすがお盆休み朝駆けも多そうだ。 登り始めて間もなく、空を見上げて立ち止まる登山者が一人。挨拶をと顔を上げると、なんと木下さん!。 駐車場で車は確認していたが、いきなりでやや驚いた。少しお話をした後、お先させて頂く。 沓掛山を越えて前方を見るが、不思議に灯りが見当たらない。あまり天気予報が良くなかったせいか?。 風も無く暑い。月明かりもある事だし、ヘッデンを外して帽子を脱ぐとかなり涼しくなる。 扇ヶ鼻分岐から振り返ると、点々と夏蛍の灯りが揺れる。しかし、思ったよりはやはり少ない。 途中、星生崎手前辺りでガスが発生したが直ぐに消えて行き、午前4:30前に天狗ヶ城到着。 到着時はピーカンの様相だったが、5時を過ぎると低いガスが流れ始めて、上空にも雲が移動して来た。 日の出の頃には、願っても無いような幻想的な状況となり、あたふたと撮りまわる。 日の出後10分程でガスのショーは終わる。数えてはいないが、天狗ヶ城山頂には10人程だろうか。 てっきり木下さんも天狗だろうと思っていたが違っていた。久住山東尾根辺りだろうか。 その後、ブロッケンを求めて中岳へ移動。空と雲の美しさに見とれながらの朝飯。 約1時間程待つと、南西の風に乗ってガスが肥前ヶ城方向から押し寄せた。 中岳は奥ノ院、なかなかガスは届いてくれ無かったが、時間ギリギリに淡いブロッケンを見せてくれた。 そのブロッケンを最後に中岳から下山を始めるが、久しぶりに大満足の朝駆けとなった。 慰霊碑経由で下山していると木下さんからの電話。 目の前の久住山からで、今回は木下さんもご満悦のご様子。(お疲れ様です、HPのUPが楽しみです。) 午前10:00前に牧ノ戸登山口に到着して、おいちゃん家経由で帰路に着く。 |
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