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ガス被る三俣を仰ぎ見て、午前4:00積雪10センチ程の大曲登山口から歩き出す。 先行者は無く、新雪にトレースを刻みながら硫黄山道路からスガモリ越へと上げる。 スガモリ越から天狗ヶ城を確認すると、ガスも無く夜空に綺麗に聳える。 北千里へと下りたい気持ちを押し殺して、撃沈必至の三俣山へと取り付く。 西峰へ登り着く頃には予定通りにガスの中、そのまま午前6:00前に三俣山本峰に到着。 雪のせいか前回よりも遅れ気味で、心配していた北峰への急坂に入る。 積雪20〜30センチの急坂は半分滑るように下り、雪がクッションとなり前回よりも早く楽に下りられた。 午前6:15、気温氷点下11℃、北西のやや強い風が吹き付ける三俣山北峰へ到着する。 そして日の出時刻となり揺るぎ無い撃沈(泣)。 その後、午前8:00頃に青空が広がり日も差したが、直ぐに曇り空で完全撃沈。 お鉢を回り、南峰への登りの深い雪に悪戦苦闘、良い運動となった。 今回も日の出位置の確認が出来なかったが、午前8:00頃の太陽位置からは、大船を右へかわしたようだ。 計算でも三俣北峰からのダイヤ大船が11月19日と1月24日頃で、前後約17日間は日の出が大船に隠れる。 つまり、ダイヤ大船の11月19日に17日を足した12月6日頃には大船を右にかわす計算となるので一致する。 これから1月7日までの約1ヶ月間は大船の右側からの日の出となり、日の出直後の朝焼けに期待出来るが、 その後の雪の多い肝心な2月10日頃までの1ヶ月間は日の出が大船の裏側となり、朝焼けには厳しそう。 冬場の三俣北峰からの日の出位置の条件は残念ながらあまり良くないようだ。 しかし、そんなことを言っていてもしょうがない、せいぜい撃沈を少なくするようピーカン狙いを心がけよう。 |
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